【書評】「続ける力」(伊藤 真) 続けるために知っておきたい3つのこと

 

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)

 

「続ける力」

 

伊藤 真 著 読了。

 

大切なのは、

「頭の良さ」より「続ける力」

続ける限り、負けはない!!

 

↑ この本の帯に書かれている言葉です。

 

頭が良いとか、天才的とか、才能があるとか、

どれも素敵な意味を持っていますが、誰もがその力に恵まれているわけではありません。

人には、得意なことと不得意なことがあるのは当然。

 

でも、何かで結果を出したり、成功したりする場合、頭が悪くて才能がなくても「続けること」ができれば可能性はあるということ。

つまり、続けることで力が身につき、チャンスに出会い、そして結果や成功をつかむことにつながるかもしれないのです。

「続けること」は頭が良くなくても、才能がなくてもできます。

そこに情熱があったり、仕組みをうまく活用したり、手法は様々。

 

この「続ける力」では、物事を長期間継続し、結果や成功をつかむための「続けるために必要なこと」がたくさん書かれています。

 

何か1つでも自分自身の生活に取り入れ、「続けること」と「続けたことによる結果や成功」を掴んでみませんか?

 

今回のトピックはこちら!

 


  •  物事を続けられないのは「仕組み」が足りないから

  • まとまった時間ではなく、スキマ時間を活用すれば続けられる
  • 歯磨きレベルまで無意識にできれば続けられる
  • 終わりに
  •  

     物事を続けられないのは「仕組み」が足りないから

     

    資格を取得してキャリアアップした自分、自由自在に楽器が演奏できるようになった自分、ダイエットに成功してスタイルのよくなった自分などを想像すれば、だれでも楽しくてワクワクしてくるでしょう。

     

    だとしたら、それは「本当に好きなこと」のはずです。

    「好きなことじゃないから」も続かない理由にはなりません。

    (続ける力 より引用しています。)

     

    これは好きだからこそ続けられる!という幻想に対する1つの回答かもしれませんね。

    好きなことならなんでも続けられる!とよく見聞きしますが、どんなに好きなことであってもなかなか続けることはできません。

     

    好きなことやなりたい自分に向かう活動は、

    「続けやすい」だけであって、「必ず続けられる」ものではないんです。 

     

    以前の記事でもこんなことを書きました。

    tekaten.hatenablog.jp

     

    自分の夢や、なりたい姿、目標など、

    将来自分が達成していたい状態を、文章でも写真でもなんでもいいから手帳に貼って持ち歩こう!というテーマでまとめたもの。

    先ほどの例でいけば、

    「ダイエットに成功してスタイルがよくなった自分を想像する」ことは好きなこと(なりたい自分)だけど、それだけでは続かないということでした。

    確かにそれ「だけ」では続きません。

     

    そこで、手帳に痩せていた頃の自分の写真や、かっこいい(可愛い)芸能人の写真などを貼っておくことで、ダイエットに対するモチベーションを高める。

    手帳であれば、1日のうちに何度も目にすることができるので、モチベーションを高める頻度も多くする。

    繰り返し繰り返し夢に触れることで、「続けられるように後押し」するのです。

     

    つまり、続けられないのは「好きなことをやっている」だけではなく、続けられるようなちょっとした仕組みで後押ししてあげることが必要なんです。

     

     

    まとまった時間ではなく、スキマ時間を活用すれば続けられる

     

    何かを続けていく時に、「まとまった時間じゃなければできない」と決めつけていたらもったいない。

    コツコツ長続きさせるためには、スキマ時間の活用が最も効果的です。

     

    スキマ時間とは、

    ・ テレビを見ていて、パッとCMがスタートしてからの数分間

    ・ 食事を終えてから、ちょっとぼんやりしている時間

    ・ 何となく暇だからスマホを無駄にいじっている時間

    ・ 知人を待っているほんの数分間

    ・ 電車を駅で待っている数分間

     

    など、日常に溢れているスキマの時間のこと。

    自分自身の1日を振り返ってみると、かなりのスキマ時間を見つけることができるはずです。

    そのスキマ時間の長さや状態にあった活動を取り入れると良いでしょう。

     

    資格試験や昇格試験などを目指して、勉強を続けたい!という例であれば、

    ・ 待ち時間はテキストを読む

    ・ 電車の移動時間は人混みで手が使えない可能性があるので、音声学習をする

    ・ 何となくスマホをいじっている!と気がついたときには、スマホのメモアプリに事前に書いておいた文章で勉強する

    ・ CMがスタートしたら、番組に戻るまでの短時間で単語帳を使った暗記に挑戦

     

    みたいな感じ。

    短い時間なら文章を読み込むよりも暗記に向いているし、移動時間で手がフリーにならないなら耳で覚えればいい。

    そのスキマ時間の性質に合った方法で、続けられる活動をすればいいというわけですね。

     

    どうしても、朝早起きしてみるとか、夜寝る前の貴重な自由時間を使ってみるといった、無理にまとまった時間を充ててしまいがちなのですが、

    スキマ時間をちょこちょこ活用するだけでも続けていくことができるわけですね。

     

    これなら、無理なく無駄なく、少しずつですが目標に向かう活動ができるはずですよ!

     

     

    歯磨きレベルまで無意識にできれば続けられる

     

    歯磨きは、長年毎日取り組んでいるので、無意識のレベルまで習慣化されています。

    食事の後とか、就寝前とか、何かのタイミングがトリガーになって、「歯磨きをしよう!」と思うわけですね。

    何かを習慣化するならば、歯磨きのレベルまで習慣化することがベスト!

     

    意志を持って続けていることもあれば、無意識のうちに繰り返していることもありますが、私たちの日常が無数の「継続」の上に成り立っているのはたしかです。

     

    (続ける力 より引用しています。)

     

    生活に溢れる無数の「継続」の中に自分の取り入れたい勉強とか読書とかの習慣を取り入れます。

    無意識に活動できるレベルになれば、努力が続かないという問題は解決です!

     

    最初はどうしても意識して行動しないと、習慣にすることはできません。

    毎日「やろう!」と意識して行動する期間はある一定期間必要ですが、繰り返していくうちにだんだんと習慣に変わっていきます。

    やらないと気持ち悪い!と思えるレベルになれば最高ですね!

     

    てかてんも、毎日ブログを投稿するところまではいっていませんが、

     

    ・ 毎日必ずブログ記事を書く

    ・ 毎日必ず本を読む

    ・ 毎日必ず手帳に書き込みをし、読み返す

     

    という3つの行動は、習慣化に成功しています。

    どの習慣も、やらなければ気持ち悪い!のレベルになっているので、特に時間を作ろうとかやる気を出そうとしなくても、少なからず行動はできるレベルになっています。

     

     ということで。

    何かを続けたい!と思うなら、その何かを歯磨きレベルまで習慣化することを目指してください。

     

    終わりに

     

    本日も、てかてんの書斎にお越しいただきありがとうございました!

     

     

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    コメント

    1. tadanomomo より:

      改めて習慣は大事だなと思いました。ありがとうございます

    2. Tekaten より:

      tadanomomoさん
      コメントありがとうございます!
      習慣の重要性は僕も理解していますが、繰り返し頭に刷り込む必要あり!ですねw

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