働き方は、時代と共に変わっていきます。
一昔前は終身雇用が当たり前でしたが、今では転職やリストラ、セミリタイヤなど、一つの仕事を定年まで続けることが「当たり前ではなくなった」ように思えます。
これから先は、今現在では考えられないような働き方に変わっていくかもしれませんね。
在宅ワークが当たり前になるかもしれませんし、2つ以上のビジネスを掛け持ちすることも当たり前になるかもしれません。
Youtuberやブロガーみたいに、個人が稼ぐことがもっと当たり前になって、本業とセルフビジネスみたいな形に落ち着くかもしれません。
いずれにせよ、働き方というのは常に変化して行っているということですね。
今現在の働き方は、夫婦共働きの割合が高まっています。
出産などを機に、お子さんを保育園に預けて復職したいけれど、保育園が足りなくて復職できなかったりしていますよね。
「待機児童問題」なんていう風にニュースにもなっています。
また、働きたくても働けない人もいて、政府は雇用の確保を促進しようとする政策も打ち出しています。
これらの問題に対応する働き方改革をてかてんなりに考えてみたのですが、その一つの形が「ホームペルパーの充実」なのです。
今回の記事では、「ホームペルパーの充実こそ、働き方改革である」というてかてんの持論をもとに、記事をまとめていきます。
今回のトピックはこちら!
「ホームヘルパー」を充実させていけば、雇用の確保と待機児童問題を緩和できる
ホームヘルパーとか家事代行サービスは、日本にはあまり馴染みのない仕事かもしれません。
しかし、日常生活で自然と家事を身につけている人はかなり多いですし、家事をする時間を惜しく感じたり、家事に猫と手を借りたい人も山ほどあるのです。
つまり、
ホームヘルパーや家事代行サービスは、できる人も多いし、求めている人も多いということになります。
需要も高く、供給も高い、まさに働くことに関して非常にポイントとなる業界なんですね。
さらに言うと、待機児童問題の解決にもその力を発揮する可能性があると言えます。
待機児童とは、保育園に入りたいけれど、保育園の数やキャパシティから外れて、入ることができない児童のことを指します。
いま、この待機児童が非常に多い。
働き盛りの女性が、出産から育児休暇に入り、1年後に復職しようとしてもできない状態になっているんですね。
でも、ホームヘルパーや家事代行サービスが充実していれば、子供を保育園に預けなくても任せることができるので、復職して仕事をすることが可能になります。
整理すると、
ホームヘルパーや家事代行サービスの充実によって、
・ 仕事が見つからないけれど家事が得意な人に雇用を与えることができる
・ 保育園に入れなかったお子さんを持つ母親も、仕事に復帰することができる
という一石二鳥の雇用確保につながるわけですね。
ホームヘルパーや家事代行サービスを拡充し、当たり前に活用できるように世の中が変わっていけば、働ける人たちがどんどん増えて経済効果にもつながる。
そして、才能や可能性に溢れているのに復職できない有能な人財を、社会に引き戻すことができる。
まさに働き方改革ではありませんか?
「ホームヘルパーに子供を任せる」ことが日本人には抵抗がある!?
ここでひとつ問題があるとすれば、ホームヘルパーや家事代行サービスに子供や家庭を任せるという文化が根付くように変化させていくことが難しいという点。
家庭はまさに自分たち独自の空間であり、なかなかそこに他人を迎えいれるというのは抵抗があります。
ホームヘルパーや家事代行サービスが当たり前と認知されるようになれば問題ではないのかもしれませんが、この変化には時間がかかると考えられますね。
単純にお客さんを家に招くのとは違いますから、いろいろと問題点は浮上してきます。
ホームヘルパーや家事代行をお願いする際、契約としていろいろなことをルールにしたり、何か問題があった際にどう対応するのかなど、課題はありますね。
子供を他人に預けるということにも、大きな抵抗があるものです。
海外のニュースなどでも、ベビーシッターに預けた赤ちゃんが暴行を受けたとか、家事代行サービスの人が家庭のお金を着服したとか、問題はあるようです。
もちろん、こうした問題点ばかりを取り上げるのはナンセンスですが、事前に検討することは重要ですよね。
家庭で家事をこなし続けていた主婦は、ホームヘルパーの即戦力になる
雇用の確保を考える時、
仕事をしたい人の持っている能力と、企業などが求める能力のマッチング
というのは大切なポイントです。
簡単に言えば、仕事がしたいけど仕事がない!という人が、特に何も経験や資格・スキルを持っていなかったとして、企業はITの経験やスキルを持っている人を求めているとしたら、その人は企業に採用してもらえるでしょうか?ということです。
答えは、ノーである可能性が高いですよね。
仕事を与える雇用側は、お金を払って働いてもらう以上、採用した時点から戦力になる人財や、将来の成長を見込める人財に狙いをつけるものです。
つまり、働きたい!という人が多くいたとしても、その人たちに企業側が求める能力がないと、どうしても雇用の拡充には繋がりにくいということなんですね。
ホームヘルパーと家事代行が働き方改革に優れているのは、まさにこの点なんです。
家庭で日々家事をこなし続けてきた主婦を例に挙げてみると、何年・何十年という家事のキャリアを持っていることになります。
毎日家事をやる中で工夫をすることもあるし、家事以外の時間を生み出すために家事を効率化することもあるでしょう。
家事という仕事を考えた時に、何年・何十年と毎日家事をこなしてきた主婦は、即戦力間違いなしの人財なんですね。
ホームヘルパーや家事代行サービスが当たり前になれば、この即戦力の人財をたくさん取り込んで雇用を生み出すことができます。
家事というと、一見して仕事と捉えられにくいところがあるんですが、ホームヘルパーや家事代行であればもはやメイン業務です。
途端に家事が仕事に必要なスキルとなるので、日々繰り返しやってきた家事は「何万時間も取り組んだキャリア」となって、雇用につながっていくわけですね。
もっと適した環境で活躍できる人が増えるはず
今回まとめてみた働き方改革は、ホームヘルパーや家事代行の拡充で、家事という能力を仕事につなげるというものでした。
他にも色々考えていくと、適した環境で活躍できる人が増える可能性もあるよなー!と考えました。
個人レベルでみると、おもしろいスキルや知識を持っている人ってたくさんいますよね。
周囲の知人を想像しても、魅力的な人はたくさんいます。
そんなおもしろいスキルや知識が、お金を稼げるようなものではない!と思っている人もまた多いのですが、マッチング次第では仕事につなげることができそう!
YouTubeが良い例でもありますよね。
メイクが得意な女性が、メイク動画を投稿して有名になり、コスメの企業とタイアップしたり、動画再生回数に応じた広告収入で仕事にしたりしています。
これも、メイクという一見個人では仕事にするのは難しそうなスキルであっても、ばっちり仕事として収入をもらっている人がいるわけです。
きっと、やり方や時代の流れ次第で、今はお金が稼げるほどのスキルではないと思われていたとしても、活躍できる方法が出てくるんだと思いました。
終わりに
てかてんが思う現代の働き方改革!
いかがでしたでしょうか。
口で言うのも、机上で想像するのも簡単だけど、実行は難しいのかもしれません、
でも、理屈的には成り立っていると思ってまとめましたし、現代の常識と考えられていることも変化していくべきだと思っています。
働き方は常に変化し続けていますが、その変化に柔軟に対応しながら、自分が働くことについて考えていく必要もありそうですね。
本日も、てかてんの書斎にお越しいただきありがとうございました!
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