【書評】「見た目を磨く人は、うまくいく。」(中谷彰宏)見た目を変えることが習慣を変える

 

見た目を磨く人は、うまくいく。

 

 

「見た目を磨く人は、うまくいく。」

 

中谷 彰宏 著 読了。 

 

見た目にこだわる習慣が徹底的に身についている中谷先生が、見た目についてどんな風に語るのか。

ついつい気になって手に取った1冊です。

 

普段の生活ではついついないがしろにしてしまう「見た目」ですが、この見た目をおろそかにしてしまう習慣が身についてしまうと、いろんなところにガタがきてしまいます。

 

見た目を気にしなくなると、体型を気にしなくなってしまう。

見た目を気にしなくなると、服装を気にしなくなってしまう。

見た目を気にしなくなると、行動を気にしなくなってしまう。

・・・これらは、どれも言い過ぎではありません。

 

見た目を気にしなくなった末に、辿り着いてしまうところ。

誰もが辿り着いてしまうかもしれないのです。

 

ということで今回は、「見た目を変えることが習慣を変える」というテーマで、「見た目を磨く人は、うまくいく」を書評していきます。 

 

今回のトピックはこちら!

 


  • 見えないところを気にすることが重要

  • 見た目は自己肯定感を変えるきっかけになる
  • 目標を達成したければ、一つ上のレベルで行動する
  • 終わりに
  •  

    見えないところを気にすることが重要

     

    自分の見た目を考えたとき、ついつい気にするのは見える部分ばかりになってしまって、

    「見えない部分」はおろそかになってしまいがち。

    正面や側面はよく見えているから気にかけているけれど、後ろから見た姿は一体どうなっているでしょうか?

     

    スカートやズボンは、長く着ているとお尻がてかり始めます。

    一番こすれるところだからです。

    本人は気づきません。

    鏡でチェックする時に、前側しか見ないからです。

    (「見た目を磨く人は、うまくいく」より引用しています。)

     まさに盲点。

    正面から見たらバッチリ決まっていても、ズボンのおしりがてかっていたり、おしりがちょっと破れていたりしたら台無しですね。

     

    仕事でも、普段見えていないところに気がつける人は優秀です。

    誰もが気がつかず、ホースが劣化していて水漏れ寸前!

    そんなところに気がつけるのは、普段から色々なところを気にかけているからです。

    見えないところを気にかける習慣ができているということですね。 

     

    見た目は自己肯定感を変えるきっかけになる

     

    自己肯定感というのは、自分で自分を認めてやること。

    自己肯定感が強いと、やる気やチャレンジ精神に満ち溢れて日常を過ごすことができます。

    反対に、自己肯定感が弱いと、自信がなくなってしまって、視野や行動範囲が狭まってしまうんですね。

     

    シミがついていると、どんなにオシャレな服でもオシャレに見えません。

    人から見てだらしなく見えるだけでなく、自分自身の自己肯定感が下がります。

    見た目にこだわるとうまくいくのは、

    「自己肯定感が上がる」→「仕事も恋愛もうまくいく」

    という流れがあるからです。

    (「見た目を磨く人は、うまくいく」より引用しています。)

     

    自分の見た目や姿を磨くことは、単に他人からの見栄えが良くなるだけではないのです。

    自己肯定感が自然と強くなり、仕事や恋愛、プライベートもうまくいくようになっていきます。

    自己肯定感が強くなることは、あらゆることがプラスになる要素なので、見た目を磨くことから自己肯定感を高め、結果として日常をうまく回すという素晴らしいサイクルへつなげることができるんですね。

     

    てかてんも、ずっとダイエットを心がけていますが、ここでもう一度気を引き締めてみようと思います。

    ダイエットに成功して、自己肯定感を強めることができれば、一石何鳥になるでしょうか?(笑)

     

     

    目標を達成したければ、一つ上のレベルで行動する

    目標を達成しようとする際、その目標と同等レベルの行動よりも、1つ上のレベルを目指していると、達成しやすくなります。

     2キロのダイエットを志して、2キロきっかり痩せようとするよりは、5キロ痩せるダイエットメニューをこなしていた方が目標達成に近づいていきます。

     

    「上」のレベルを上げる時は、「特上」を持てばいいのです。

    「特上」で悪戦苦闘すれば、「上」は楽勝になります。

    (「見た目を磨く人は、うまくいく」より引用しています。)

     

    目標に近づくためのアクションプランは、1つ上のレベルで設定する。

    チャレンジ目標にはなってしまいますが、自分を追い込み、少し意識レベルを高めることにもつながるので、目標設定の際にはちょっと意識してみてもいいでしょう。

     

    終わりに

    見た目を意識的に変えていくことが、習慣を変え、そして物事がうまくいくようになる。

    これって、いろいろなことに当てはまる本質のようにも感じます。

    そして、見た目を変えよう!という意識が、自分自身を認めることにもつながっていき、自己肯定感が高まる。

    結果として、さらに物事がうまくいきやすくなるサイクルを生み出してくれます。

     

    見た目を磨くって、大事なことだなーと再確認しましたね。

    確かに、成功している人の多くは歳を取ってもスタイルをキープしていたり、身だしなみがエレガントだったりするなあと改めて思いました。

     

    この本をきっかけに、自己肯定感についてもっと知りたくなったので、自己肯定感をテーマに書いている本をいくつか読んでみようと思っています。

    また、いずれ書評記事としてアップすると思いますので、読者さんにとって何かのきっかけになれば幸いですね。

     

    本日も、てかてんの書斎にお越しいただきありがとうございました!

     

     

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    コメント

    1. taroki より:

      見た目は大事ですね!
      アメリカでは自己管理ができていないだけで、出世街道から落ちるみたいですし。
      とてもすばらしい記事で感動しました。

    2. Tekaten より:

      タロキさん
      コメントありがとうございます!
      海外では自己管理もひとつのビジネススキルだと伺ってます。
      日本でも、間違いなく必要なスキルですよねb
      感動していただけるなんて、記事を書いていてこれほど嬉しいことはありませんね(*´∇`*)

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