本を読んでいると、たまにとても素晴らしい本に出会うことがあります。
その素晴らしい本の中でも、特に自分の心に響いた本は、「人生最高の本」としてストックされます。
しかしこの「人生最高の本」は、長い読書生活の中で更新され続けていくのです。
それは、本を読むたびに、おもしろいと感じる感性は変わっているし、深く読み取る力も成長し、何よりその時の自分の知識量や必要とする情報が異なるからです。
本を読めば読むほど、新しい人生最高の本に出会うことができます。
今回は、そんな「人生最高の本」について、読書好きのてかてん目線で思うところをまとめていきます。
今回のトピックはこちら!
「人生最高の本」ってどういう本?
まず最初に「人生最高の本ってどういうもの?」というところから考えていきます。
人生最高の本とは、その人にとって一番感動した本であり、人生に影響を与えるほどためになった本、だと言えるでしょう。
それは、小説かもしれませんし、ビジネス本かもしれません。
その人にとって、というところが重要で、てかてんにとって人生最高の本であっても、他の人にとっては大抵そうではないのです。
さらに、今のてかてんにとって人生最高の本でも、来年はもう違っているということもあり得ます。
自分の趣味や嗜好も日々変化していますし、その時興味を持っているものも変化しています。
去年のてかてんが感動したものが、今年になると違った風に感じられる。
読書の面白さであり、不思議でもあるのですが、
「本を読む人によって感じ方が異なり、同じ自分であっても年や経験、興味のレベルによって感じ方が大きく変わる」
ということです。
ということで、人生最高の本とは、現時点において最も自分の心を動かした本、みたいな定義になってくると思います。
「人生最高の本」が更新され続ける理由
先ほどの項目でも少し触れましたが、「人生最高の本」は一冊見つけたら終わりではなくて、その後どんどん新しい本に更新されていきます。
今まで読んできた本の中で、人生最高の本だということですから、まだ読んでいない果てしない量の本の中には、あなたにぴったりな本は隠れているかもしれません。
つまり、たくさんの本を読めば読むほど、新しい人生最高の本に出会っていきます。
たくさんの本を読む中で、もっと自分の心を揺さぶる本に出会えたということもあるのですが、多くは「たくさんの本によって感性が磨かれていた」ということや「歳を重ねて趣味嗜好が変わっていた」ということが影響しています。
本を読み続けていると、文章から内容を読み取りながら、リアルに想像したり頭の中で再現する力も磨かれます。
そうした力を養ったからこそ、新しい人生最高の本に出会えるのです。
さらには、知識の量も変わりますし、人生において自分の置かれている立場も変わります。
自分が学生なのか、社会人なのか。
社会人の場合、新人なのか、大事なプロジェクトの途中なのか、部下を持つ上司なのか。
はたまた、家庭に入って子育てと奮闘しているのか、子供も自立したスローライフなのか。
そういった自分の置かれている状態の違いでも、本から得られる感覚は変わっていきます。
もちろん、最新刊が年に8万冊以上も発売されているので、その新しい本の中に素敵な本があるのかもしれませんね。
いずれにしても、たくさんの本を読み続ければ、人生最高の本が増え続けていくということですね。
読書生活は「真の人生最高の本」を探す旅
読書が好きな人にとって、読書生活を究極の一言で表すと、
「真の人生最高の本を探す旅」
と言えるのかもしれません。
日々、自分が面白そうだなーと思う本を選んで読むと、毎日が楽しく感じられます。
空いた時間に本を開いて、ちょっと物語を進めていく。
積み重ねていくと、たくさんの物語を楽しめるし、たくさんの知識やノウハウを知ることができる。
そんな日々の楽しみとして、趣味として、読書を楽しんでいくことも素敵ですね。
楽しみながら本を読んでいく中で、読みたい本がどんどん増え、もっともっと本を読む時間が増え、そんな中で出会った「人生最高の本」が次々と更新されていく。
突き詰めていくと、より面白い本を探し続けているようなものなのかも!と思いました。
ということで、一言で表すと「真の人生最高の本を探す旅」なのかもなー。。。とまとめてみたという感じです。
終わりに
同じ読書好きの皆さんの中でも、いろいろな考え方や感じ方があると思います。
ですから、この記事で書いてきたことが、読書好きの共通意見ではないということも理解しているので、ご容赦ください(笑)
あくまで、読書をこよなく愛する一個人の意見です(笑)
私自身が、たくさんの本を読む中で感じたことや、今思うところというのをまとめてみたのですが、人生最高の本と同じく、今後の感じ方や思いも変わってくるかもしれません。
それはそれで、また思いついた時にまとめてみたいと思います。
本日も、てかてんの書斎にお越しいただいてありがとうございました!
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