お金持ちの時間の使い方から学ぶ「お金持ちの時間術」

 

「お金持ち」の時間術 (二見レインボー文庫)

 

「お金持ち」の時間術

 

中谷 彰宏 著

 

今回も、1000冊を超える驚くべき著作数を誇る中谷彰宏さんの一冊から、「お金」に関する本を書評していきます。

 

お金持ちになっている人は、どんな時間の使い方をしているのか。

それを中谷節で記した「お金持ちの時間術」より、時間術に関するものと心構えや考え方に関するものを引用しながらまとめます。

 

時間術という本のタイトルですが、どちらかというと考え方や心構えのほうが面白い内容になっているので、後者を優先して書評しました。 

 

 

 今回のトピックはこちら!

 

 


  • 「私生活」と「仕事」はリンクしている 

  • 周囲に合わせて否定しない!会話の時間も無駄にしない心構え
  • 自分が決めた限界によって、日々の時間を無駄にしてしまっている
  • 終わりに 
  •  

     

     

    「私生活」と「仕事」はリンクしている 

     

     

    仕事ができる。

    誰もが目指すところだと思います。

    お金持ちになっている人は、皆が仕事に対して真剣で、仕事をうまくこなす能力を持っています。

    そして、真に仕事をうまくこなせる人は、私生活も充実して過ごしているということ。

     

    男性も女性も、生活面をテキパキこなせる人は、仕事においてもテキパキこなせるのです。生活がうまくできているのに、仕事ができないという人はいません。生活の仕方と仕事のやり方とはリンクしています。

     

    「お金持ちの時間術」より引用しております。

     

    よく、家が片付いてる人は仕事がうまくいっている!という言葉がありますが、それと同じようなものでしょう。

    仕事は仕事、私生活はまた別だから。

    そんな風に割り切って、仕事は頑張るけれど私生活は適当に過ごしているとなると、仕事でもその適当なボロがでてしまいます。

     

    仕事をうまくまわしたければ、私生活でもきちんと規則正しく、テキパキ掃除や片付けをこなせる余裕が必要なのかもしれません。

     

     

     

     

    周囲に合わせて否定しない!会話の時間も無駄にしない心構え

     

     

    損してしまう人の特徴の中に、愚痴ばかり言う、周りにネガティブなイメージを与える、誰かが愚痴を言うと一緒になって陰口を言う。。。というものがあります。

     

    仲間内で溜まった愚痴を吐き出すことは、時には必要ですが、いつも色んなところで八方美人になって愚痴ばかり言っていると足元をすくわれてしまいます。

     

     

    お金持ちはどんな話でも否定しません。みんなが否定しているものも、たいてい「面白いね」と面白がれます。ドンマイ君は、みんなが否定しているものほど否定します。

     

    「お金持ちの時間術」より引用しております。

     

     

    みんなが否定しているから、私も乗っかろう!ではなく、みんなが否定していても自分の意見はしっかり待つ。

    お金持ちが心がけているのは、後者の考え方です。

     

    もちろん、自分の意見が同じ否定なら、無理していい人を演じる必要はありません。

     

    周りにいつも合わせていくのではなく、自分の言葉で自分の考えを述べられるようにしておく。

    仕事ができる人は、こうした自分の意見や考えを大切にしているのです。

     

     

     

    自分が決めた限界によって、日々の時間を無駄にしてしまっている

     

     

     先ずは引用から。

     

    ほとんどの限界は、他人ではなくあなた自身がつくっているのです。1週間かかると思っているのは、1週間に薄めてやっているだけのことです。1週間かかると思ったものが1日でできた瞬間に、それは1日でできる仕事になります。

     

    「お金持ちの時間術」より引用しております。

     

    これね、本当にその通りだと思うんです。

    1週間でやれって言われた仕事を、言われた通りに1週間でやっちゃうと、言われたことをやっただけにしかなりません。

     

    もちろん、締め切りを守らないことは論外ですが、仕事ができるという立場に立ちたいなら、もっと素早く処理して別の仕事もさばけないといけない。

     

    初めから「1週間」と決めているから、1週間にしかならないのです。

     

    これこそ、自分で限界を決めているのと同じですよね。

     

    1週間でと言われたら、上司は「こいつなら1週間あればやってくれるだろう」と思っているということ。

    それを良い意味で裏切って、チャチャッと片付ければ、あなたの評価が上がるのです。

     

    ちょっと意識を変えてみてください。

     

      

    この締め切りについては、以下の記事にもまとめているので、よかったらぜひ。

     

    tekaten.hatenablog.jp

     

     

    終わりに 

     

    中谷さんの本は、ボリュームも少なめでテンポよく読める内容ですが、その中に必ず1つ以上は心に留まる文章が見つかります。

     

    そして、本を読んでいると中谷さんとまさに会話をしているような語りかける文章で書かれていて、なんだか楽しい気分になってくるのも不思議です。

     

    1000冊以上も書いているとなると、文章にもその人らしさのようなものがにじみ出てくるのかもしれませんね。

     

    中谷さんの本は、読むスピードよりも発売するスピードのほうが早く、コンプリートはなかなか難しそうですが、好奇心もあるので全て読みきりたいと思っています(笑)

     

    そういう読書のあり方も、面白いのではないでしょうか。

     

     

    本日も、てかてんの書斎にお越しいただきありがとうございました!

     

     

     

     

     

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