仕事ができるようになりたいなら、意識を変えよう「30歳からの人生戦略」

 

 

30歳からの人生戦略 ~勉強を「仕事とお金」に変える方法~

  

「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」

 

古市 幸雄 著

 

 

 仕事ができる人間になりたいけれど、何をやったら仕事ができるようになるのだろうか。

そんな風に悩む人はたくさんいるでしょう。

 

仕事ができるようになるためには、本当に様々なスキルが必要になります。

周りを見る力、周りを巻き込む力、発言力、企画力、プレゼン力、文章力、人脈、専門的スキル、専門的知識などなど、挙げるときりがありません。

要するに、ありとあらゆるスキルが必要なのです。

 

こんな風に言ってしまうと、自分は仕事ができるようになんてならない、って思いがちですが、完璧な人間なんていないので大丈夫。

 

ありとあらゆるスキルの根元には、日々の考え方や意識があります。

 

考え方や意識とは、何か考えなければならいことがあった時、自分がどのように考えて、物事を選択しているかということです。

例えば、上司に思ったように評価をしてもらえなかった時、

 

「あの上司は何もわかっていない」

と考えてネガティブモードに入るのか、

 

「あの上司にも理解してもらえるようにするにはどうしたらいいかな」

とポジティブに今後を考えるか。

 

このような場合、上司のせいにして立ち止まることは簡単ですが、それでは今後につながりません。

どうにかして上司に認めてもらえるよう、自分自身を改めてみる。

こうした考え方や意識が、自分のこれからを左右していきます。

 

今回書評する「30歳からの人生戦略」では、このような「意識」の部分をうまく解説されていたので、仕事ができるようになりたいなら、意識を変えようというテーマで、仕事のやり方についてまとめていきます。

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 


  • 意識を変えて仕事ができる人間になる

  • 意識を変える例① 継続するためには自分の意識を変える必要がある
  • 意識を変える例② お金を貯めるには、まず「貯める気になる」必要がある
  • 終わりに
  •  

     

    意識を変えて仕事ができる人間になる

     

     

    冒頭でもお話ししたように、自分自身の意識を変えることによって、今後の人生を左右すると言っても過言ではありません。

     

    何かできないことがあった時、すぐに人のせいにしてしまうのか、自分自身の非を見直して改善するのかでは全く異なります。

    人のせいにするのは簡単ですが、それでは自分の成長にはつながりません。得られる結果は、周りに悟られて嫌われるきっかけを作ってしまうくらいのものでしょう。

     

    しかし、自分が考えていることって、正しいって思いがちです。

    そもそも間違えているとか、考え直した方が良いっていう考えが浮かばないので、どうしても意識を変えることは難しいのです。

    意識を変えよう!と常に考えておかないと、変えるきっかけを見つけることが難しいのですね。

     

    ということで、「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」から学んだ意識を変える例を見ていきたいと思います。

    日常の例を読んでおくことで、意識を変えるためのヒントにしてみましょう。

     

    この先は、「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」より引用文を活用しながら、意識を変えることについて例を見ていきます。

     

     

     

     

    意識を変える例① 継続するためには自分の意識を変える必要がある

     

     

    何かを継続するためには、「継続するためのコツを知る必要がある」と思っている人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

    継続は、まさに努力の結晶。

    やる気が無くても、気分が乗らなくても、毎日コツコツ続けていくことが継続の秘訣です。

    継続するための秘密の方法なんて存在しないのです。

     

    より継続しやすくするための仕組みはあるので、うまくやる気を続けさせる工夫などはこらせるかもしれません。

     

    ここで、「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」の言葉を借ります。

     

    継続するための何かコツが存在すると錯覚しているのが、そもそもの間違いです。

    「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」より引用しています。

     

    継続できるかどうかは、あなたがスランプに陥ったり、気分が乗らないときに、やり続けられるかどうかにかかっているのです。

    「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」より引用しています。

     

     

    このように、継続するためのコツを探しているうちは継続できませんし、どんなに辛くてもやり続けるしかないのです。

    これこそ、意識の問題。

    今自分が継続できていないのは、「継続のやり方」を知らないからだと考えてしまうと、継続ノウハウを探し続けるだけで何かを継続することはできません。

    しかし、ノウハウ探しは適当なところでやめて、まずは簡単なハードルの低いことからコツコツ継続してみよう!という意識に変えることで、今後何かを継続できるようになるのです。

     

    最初は簡単なことで構いません。

    自分が継続できている!という成功体験を味わうことが、継続の秘訣です。

     

    この例①でわかるように、意識を変えなければ立ち止まったまま変化がないことがわかると思います。

     

     

     

    意識を変える例② お金を貯めるには、まず「貯める気になる」必要がある

     

     

    お金を貯めたい!という願望にも、意識を変える効能が見えます。

    最初に「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」の引用を見てみましょう。 

     

    あなたがもし「お金が貯まらない」と感じているのであれば、「年収が低いから」という言い訳はやめにしましょう。あなたには貯める決意がないから、たまらないだけなのです。 

    「30歳からの人生戦略 勉強を「仕事とお金」に変える方法」より引用しています。

     

    まさにこの文章にある通りです。

    お金が貯まらないという問題に直面した時、いくらでもお金が貯まらない言い訳は浮かんでくるものです。

     

    ○ 自分の年収が低いからお金が貯まらない

    ○ 家族の固定出費が多すぎてお金が貯まらない

    ○ 引かれものが多すぎてお金が貯まらない

     

    などなど、すぐに浮かんできますよね。

     

    この言い訳をしてしまわずに、「本気でお金を貯めよう」という意識に切り替えてみるのです。

     

    そうすると、

    年収が低くてもお金を貯める方法を考えたり、固定の出費や引かれものを少しでも減らそうとしたりを考えることができるわけですね。

     

    自分の「意識」を変えることがいかに大切であるか。

    この例②を見てもよくわかります。

     

     

    終わりに

     

    なかなか意識を変えることは難しいですが、日々の選択の数々はすべて自分の意識が決定しているものです。

    ネガティブな意識が強い人は、どうしてもネガティブ方向の選択をしてしまいがちです。

    しかも、自分が無意識のうちにというところが怖いところです。

     

    何かを考えたり、選択したりする場面に出くわした際、「意識を変えてみるとどうなる?」と一度立ち止まって考えてみてください。

    意識を変化するチャンスが見つかるかもしれません。

     

     

     

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