人生、日々生活をしていると、何かしらのルーティーンが出来上がってくると思います。
ルーティーンとは、同じサイクルを繰り返すことを意味していて、例えば毎日学校に行って部活をして帰ってきて、宿題をして寝る、というのも一つのルーティーンでしょう。
ルーティーンを良い意味でとらえるなら、野球選手のイチローさんのように、打席に入る前には必ず同じ構えを取り、そこからスイングまでの流れを作り出すといった「同じ動きの再現を行うための一種の儀式」的なニュアンスを持ちます。
しかし、一般的に活用されているのはネガティブな意味として捉えられています。
それは、「毎日同じことの繰り返しばかりでつまらない」というニュアンスです。
仕事をして、帰宅したらテレビを見て寝る。こんなことの繰り返しで人生を終えるなんてつまらない。
こんな感じ。
皆さんも、日々の自分の生活を振り返ってみると、そんなルーティーンを考えてしまったことがあるのではないでしょうか?
私も、仕事が忙しかったり、プライベートで何かうまくいかないことがあったりすると、ついついネガティブな思考に陥ってしまいます。
すると、ついつい日々の生活に不満を持つようになり、「仕事ばかりしている人生だな」と生活のルーティーンを悪く思ってしまうのです。
これじゃあ、せっかく1度きりの人生も、つまらなくなってしまいますよね。
ということで今回は、そんなネガティブなルーティーンから抜け出すためには何が必要なのか?というテーマでまとめていきたいと思います。
今回のトピックはこちら!
ルーティーンに不満を感じるのは、その時の機嫌次第?!
日々のルーティーンに不満を感じてしまうのは、そのルーティーンそのものに大きな問題があるパターンよりも、「自分自身の機嫌」が大きく影響しています。
え、そんな気持ちの問題?と思うかもしれませんが、自分の機嫌は生活のあらゆる要素において重要であるのは間違いありません。
例えば、機嫌がいいときはなんとも思わないような些細なことでも、機嫌が悪いときはイライラを増大させる原因となったり、やる気を損なう原因になることもよくあります。
自分の機嫌一つで、仕事の成果にも影響が出たりしますよね。
普段はなんでもないレベルの仕事であっても、イライラしているとミスをしてしまったり、あまりはかどらなかったりします。
そんな具合で、「なんでこんな毎日の繰り返しなんだろう・・・」とルーティーンに対する不満を持つことについても、自分自身の機嫌が影響していることがわかっていただけるかと思います。
そして、一度ルーティーンに不満を持ち始めると、負のスパイラルに落ち込んでしまったようにどんどん不満が増えていってしまいます。
そうなってしまうと良くない方向へとシフトしてしまうので、「あ、これは機嫌が悪いからかもしれない」と一度冷静になる材料として、機嫌と不満の関係を覚えておいていただくと良いかもしれません。
ルーティーンの不満から抜け出すには、生活に張りを持たせよう
もちろん、そんなルーティーンの不満から抜け出すために「機嫌を良くしましょう」なんていう精神論だけで終わらせるつもりはありません(笑)
ルーティーンの不満から抜け出す最も有効な手段は、「生活に張りを持たせること」です。
日々の生活が何も変わり映えせず、同じことの繰り返しのようなものだと感じているからこそ、ルーティーンに不満を持ってしまいます。
だとすれば、そんな生活にちょっとした張りを持たせることによって、ルーティーンを少し崩すことができます。
生活の張りといえば、趣味を楽しむ時間を作ることだったり、友人と遊ぶ時間を作ることだったり、新しいことにチャレンジすることでもいいでしょう。
例えば趣味を楽しむことであれば、仕事をしている時でも「今日の夜はちょっと趣味を楽しもう」と思えば頑張れる、というようなことですね。
趣味を楽しむ時間をより多く作り出そうと思えば、仕事をより早く片付けようと考えたり工夫したりするきっかけにもなりますよね。
そんなちょっとした変化が、ルーティーンの不満から抜け出してくれるのです。
生活の張りには、趣味・楽しみな予定・新しい体験
前述したように、生活の張りには、趣味・楽しみな予定・新しい体験の3つがキーワードになります。
趣味を楽しむ習慣ができると、日々の生活に張りができます。
仕事を早く片付けて趣味を楽しむ時間をより多く確保することだったり、溜まったストレスを大好きな趣味で発散することだったりと、効果は覿面です。
趣味をより楽しんでいくことで、その分野で優れたスキルや知見を持つこともでき、人間としての成長も期待できます。
また、楽しみな予定をたくさん組んでいくことで、来週にはこんな楽しみがあるから頑張ろう!というように、予定を楽しむために日々の生活を頑張ろうと思えるエネルギーが生み出せます。
これも、生活にちょっとした張りを持たせる良い手段ですよね。
そして3つ目、新しい体験を進んでやってみるということ。
私たちの周囲には、本当に無数の遊びや趣味、サービスが存在していて、それらを全て体験したことがある人はいないと思います。
ですから、どの活動が自分にとって最高に楽しめるものであるか、未だ経験したことがないということになります。
例えば、壁にたくさん埋め込まれた小さな岩のようなものを掴んで登っていく「ボルダリング」というスポーツがありますが、ボルダリングを経験したことがない人はまだまだたくさんいると思います。
そして、ボルダリングをやってみると、実は一生かけて楽しみ続けられる趣味になる可能性がある人だってたくさんいると思うのです。
もしかしたら、これまで経験したことのない活動の中で、自分にとってかけがえのないものになるかもしれないものが隠れているのだとしたら、新しい経験をしてみることは人生にとってプラスではないでしょうか?
そこまでではないとしても、新しい体験をすると「非現実」を味わうことによってルーティーンを崩すこともできますから、チャレンジしてみると面白いでしょう。
終わりに
最近は本業がものすごく忙しく、あまりブログを書いたり執筆活動をしたり、一番の趣味である読書を楽しむ時間さえも満足に取れていませんでした。
そうなってくると、余裕もなくなって機嫌も悪くなり、「なんでこんなルーティーンを繰り返しているんだろう・・・」とネガティブな気持ちにもなっていました。
いやいや、これじゃあいけない!と思い、本業が忙しくても、どんな短い記事でもブログは書きたい!と考えるに至りました。
こうして今の気持ちをタイトルに乗っけてブログを書き始めてみると、どんどん気持ちも乗ってきて楽しくなってきている自分がいます。
これも良い意味で、ルーティーンが崩せたのでは?(笑)
相変わらずマイペースな更新ではありますが、なるべく周期を保ちつつ記事を執筆していきたいと思います。
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