年収が低くてもお金が貯まる方法 「年収200万円からの貯金生活宣言」

 

 

年収200万円からの貯金生活宣言

 

 

「年収200万円からの貯金生活宣言」

 

横山 光昭 著

 

 

 

まずはAmazonの商品紹介から、

 

こんな時代だから、やっぱり私たち、貯金します!
「貯金」があれば、不安も不況もだいじょうぶ。
3800人の貯金ゼロ家計を再生させてきた凄腕コンサルタントが、
どんなに収入が少なくても、どんなにお金が貯められなくても、
一生使える「貯金力」を伝授します。

 

Amazonの商品紹介ページより引用しています。)

 

ということで、貯金の重要性と少ない年収でも貯金できる手法について解説した一冊。

 

貯金にチャレンジしてみよう!と思っている人は結構いるんですが、それでもなかなかうまくいかなかったりしますよね。

 

 

貯金の基本は、収入を増やすことよりも、支出を減らすこと

 

そして、お金を貯めるより具体的な目標を持って取り組むこと

 

この2点を押さえておくことが非常に重要となってきます。

 

なんとかして収入を増やせば・・・と考えてしまうものですが、収入が増えても支出のコントロールができなければ無駄使いが増えるだけであったり、生活水準が多少上がるだけで、実際に貯金することは難しい。

 

そこで、本書の2つのポイントを押さえつつ、詳細を確認していきましょう。 

 

 

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 

お金を貯めるなら、まずは支出を減らすこと

 

目的がある貯金は成功する

 

貯金の目安は年収の半分程度が理想

 

終わりに 

 

 

 

 

 

お金を貯めるなら、まずは支出を減らすこと

 

 

 

まず押さえておきたい1つ目のポイントは、「支出を減らすこと」です。 

 

冒頭でも軽くお話しましたが、いますぐ収入を増やすというのはあまり現実的ではありませんし、そもそも支出がうまくコントロールできなければ収入が増えても意味がありません。

 

 

「年収200万円からの貯金生活宣言」の一文によると、

 

 

「節約はかなりの収入なり」

無意識に使っている生活支出を減らすことイコールそれは収入だということです。

 

(「年収200万円からの貯金生活宣言」より引用しています。)

 

 

節約できるということは、いまよりも収入が増えていくようなものだと言えるのですね。

 

特に「固定費」。

 

携帯電話の料金、水道代、電気代、ガス代、ガソリン代など、毎月発生する支払いのことを「固定費」と言いますが、これらはできれば見直しをするべき。

 

保険なんかもそうですね。

 

今、不要な支払いが増えているのだとしたら、少しでも減らせないか検討してみましょう。

 

固定費は毎月の支払いなので、月に1000円節約できれば、それだけで年間1万2千円ものお金を生み出せます。

 

案外、自分が固定費としてどれだけの料金を支払っているか知らないものなので、まずは確認してみましょう。

 

 

その他は、無駄に自動販売機やコンビニでお金を使い過ぎていないか?とか、普段消耗品として使っている洗剤・ティッシュ類・飲料品など、少し値段の少ないものに変えられないか?無駄な交際費が嵩んでいないか・・・などなど、自分の支出と向き合って、削れるところから削っていきましょう。

 

簡単なことですが、水筒を持ち歩くだけでも結構な節約になります。

 

私は毎日コーヒーを3缶ほど飲んでいましたが、水筒にコーヒーを入れて持ち歩くだけで、毎日390円も節約可能!

 

月に1万円を超える節約に成功しました。

 

このように小さな支出を少しずつコントロールできれば、意外とお金は貯まります。

 

収入を増やすのは、支出のコントロールができた後ですね。

 

 

 

 

 

目的がある貯金は成功する

 

 

どんなことにも当てはまるのですが、やはり目的がないと行動に結びつきません。

 

貯金でも同じ。

 

何のために貯金するのかが明確でなければ、わざわざ習慣を変えてまで貯金をしても続かないのです。

 

 

「目的ありの貯金」と「目的なしの貯金」では、成果にはっきりと違いがでます。

 

(「年収200万円からの貯金生活宣言」より引用しています。) 

 

 

「年収200万円からの貯金生活宣言」でも、目的を持たないと、貯金することが難しいと言及されています。

 

 

お金を貯めていつかニューヨークに旅行したいなあ、と漠然と思っている人は、いつまで経っても行けません。私の経験から断言します。逆に、30万円貯めて、来年の4月に行くぞ!とハッキリ決めた人は必ずいけるのです。

 

(「年収200万円からの貯金生活宣言」より引用しています。)

 

 

この例からもわかるように、何となーく目標を決めて貯金に取り組んでもなあなあになっていきます。

 

いつか旅行に行きたいからお金を貯めようとしていても、旅行日が決まっていないからちょっと貯まったお金をショッピングに使ってしまうことも。。。

 

いつまでにいくら貯めて、何のために使うのか。

 

ここまではっきりしていれば、お金も貯めやすいですね。

 

例えば、4ヶ月で10万円貯めて、海外旅行に行く!と決めたとすれば、

 

1ヶ月あたり2万5千円を貯めていけばよいことになります。

 

じゃあ、1ヶ月に2万5千円貯めるためには、飲み物でこれくらい節約して、飲み会を1回我慢して、外食は控えて・・・と2万5千円貯めるだけの内訳を決めていけば、あとは行動あるのみ!

 

という風に、日常的に貯金に取り組んでいることがわかりやすくなりますし、日々結果が見えて継続もしやすくなります。

 

貯金をするのなら、ぜひ目標を立てて計画的に!

 

 

 

 

貯金の目安は年収の半分程度が理想

 

 

もしも、先ほどの例にあったような海外旅行に行く!といった目標がないけれど、貯金にはチャレンジしたいという人は、年収の半分くらい貯金することを目標にしてみてはいかがでしょう。

 

 

不意のリストラなどで収入ゼロになってしまったとき、安心できる貯金額の目安としては、少なくとも月収6ヶ月分の貯えは確保したいところです。

 

(「年収200万円からの貯金生活宣言」より引用しています。)

 

 

家計再生コンサルタントとしてたくさんの人の貯金事情に詳しい著者が、安心できる貯金額として年収の半分くらいを目安としています。 

 

せっかく貯金にチャレンジするのならば、目標として自分の年収の半分を貯めてみましょう。

 

貯金を進めていくと、今よりも金銭的に余裕が出てきますから、新しくチャレンジしたくなることが出てくるかもしれません。

 

自分の興味関心が広がってくれば、そこにお金を使ってみてもいいでしょう。

 

何はともあれ、ベンチマークとして年収の半分にチャレンジです!

 

 

 

 

終わりに

 

 

貯金はすべての人々に共通する永遠のテーマかもしれません。

 

お金を貯めることはすべての人の目標ですし、貯めれば貯めるほどもっと欲しくなるものですから、永遠のテーマだと言えるのです。

 

でも考えてみると、一生かけて貯金と付き合っていくのなら、今から少しでも貯金のノウハウを習得して、必要な時にお金を貯める力を身につけておきたいものです。

 

 

あーもう、お金がたまらない!とイライラしてしまう人もいると思いますが、

 

お金が貯まらないという結果を悲観的に受け取り、変わろうとしないならば、現状をあきらめていることと同じです。

 

(「年収200万円からの貯金生活宣言」より引用しています。)

 

この言葉を贈ります。

 

 

どうしてもイライラしたり、悲しい気持ちになってしまったりしますが、そのまま変わろうとしなければ「現状も未来も諦めてしまっていること」になる。

 

これって本当にもったいないですよね。

 

ぜひ、一つのチャンスとして、試行錯誤し、ちょっと苦しんだりしながらも、貯金できた時の達成感を味わってみましょう。

 

目標を持って貯金し、その貯金によって目標を達成することができれば、人生はまた1ステップ素敵なものになるでしょう。

 

 

 

 

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