本の内容は、自分が必要なところだけ参考にしよう

 

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このブログでは、繰り返し読書についての記事をたくさん書かせていただいていますが、どんな本の内容もすべて参考にして行動してみましょうというわけではありません。

 

本の中には、価値のある情報もあれば、そうでない情報もあります。

 

すべて参考になる本なんて、この世に存在しませんよね。

 

読書をする上では、自分で必要な情報を見つけ出し、不要な情報は読み飛ばすことも時には重要になってくるのです。

 

ということで今回の記事では、本を読む際、参考にすべきところはきちんと選んで読んでいこう!というテーマでまとめていきたいと思います。

 

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 

本を読む際は、何もかも鵜呑みにはしない

 

参考にすべきかどうか悩んだ場合は、関連書を読む

 

最終的には自分自身で決める

 

終わりに

 

 

 

 

 

本を読む際は、何もかも鵜呑みにはしない

 

 

まずは、タイトルにある通り「本を読む際は、何もかも鵜呑みにはしない」ということです。

 

本というのは、その道のプロや経営者、学者などが書いているものが多く、著者は知識の幅が広い方が多いです。

 

ですから、文章の言い回しも上手く描かれているので、如何にもすべて鵜呑みにしたくなります。

 

・・・こういう書き方をすると誤解されそうですが、嘘を書いていると言いたいわけではなく、あらゆる情報が今の自分にとって必要ではない可能性がある、ということです。

 

自分の今のレベルにおいて、必要な情報とそうではない情報というのがありますから、本を読む際は、今の自分に必要なのかどうかも考えて読んだ方が良いでしょう。

 

また、場合によってはあまり当てにならない情報も中にはあります。

 

そういった不要な情報を見抜く力も、少しずつ身につける必要があります。

 

 

 

 

 

参考にすべきかどうか悩んだ場合は、関連書を読む

 

 

 

本を読んでいて出てきた情報が、本当に信頼できるのかどうか。

 

自分の頭で考えるより、せっかくなので先人の知恵を借りてみるとしましょう。

 

せっかく読書を行っているんだから、関連書を読むのです。

 

 

例えば、読書法に関する本を読んだ時、

 

「本は熟読してしっかり一冊の意味を理解し、それを行動に移すべきだ」

 

と書かれていたとします。(もちろん、これは架空の話です)

 

 

これを鵜呑みにして、本当に一冊一冊をじっくり読み込む。

 

それ自体も有意義な読書ライフだとは思いますが、私は多くの本を読みたい派なので、鵜呑みにするともったいない。

 

そこでもう一冊、読書術の本を読んでみると、

 

「本は、速読でさっと読んでしまい、必要なところだけを学び出す」

 

と書いています。

 

さらには、

 

「本は、多読することでこそ真の効果を発揮する」

 

と書いていたとすると、いったいどれをやればいいの?ってなっちゃいますよね。

 

 

これはあくまで一例ですが、筆者によって経験も考え方も異なるのだから当然だとも言えます。

 

それでも複数の本を読んでいくと、「同じことを書いている」という場面に出くわします。

 

同じことを書いていると発見できたらしめたもの。

 

複数の著者が同じことを言っているのなら、それこそ「原理原則」である可能性が高い。

 

つまり、他の人にも応用が利くノウハウの可能性が高いということです。

 

 

複数の関連書を読んでいけば、どの情報を参考にすべきかの目星をつけることができますし、そうして実際に「これだ!」と思った情報はとりあえず試してみましょう。

 

自分に合うか合わないかという話もありますので、目星をつけてはチャレンジし、また本を読んで新しい習慣を身につける。

 

良い学びのサイクルになりますから、ぜひ実践してみてください。

 

 

 

 

 

最終的には自分自身で決める

 

 

 

やっぱり最終的には自分自身が決めていくしかありません。

 

せっかくここまで読んできたのに、最後は丸投げですか。。。と思っちゃうかもしれませんが、自分自身で決めたことでなければ学びになることも良い習慣になることもありません。

 

世の中には様々な成功法則やノウハウといった情報がありますが、どれも結局、

 

「自分で決心して、自分で行動して身につけるもの」

 

であるのは間違いありません。

 

楽して結果も出せる方法なんて、この世にはないと私は思っています。

 

 

考え方次第ですが、本に書かれていることは、

 

「経験から得られた考え方や情報をまとめたもの」

 

ですから、そこには必ず「行動と経験」が伴います。

 

大きな成功をしている人ほど、影で並々ならぬ努力をしているもので、平坦な道のりではなかったはずです。

 

そんな情報が詰まった本だからこそ、読んで満足するだけとか、ちょっと行動しても結果が出なかったから諦める、といった心構えではいけないのです。

 

 

本に書かれている情報は、自分で考えて試してみて、「使えるな。参考になるな。これはいける!」と思ったものを参考にする。

 

当たり前で面白みもないかもしれませんが、これこそ真実ではないでしょうか。

 

 

 

 

終わりに

 

 

記事を書いていく中で、最終的に「自分で決めるものだ」なんて当たり障りなくまとめてしまいました(笑)

 

でも、考えれば考えるほど、やっぱり自分で決めて行動したことの方が、身になるし成功にもつながると私は思います。

 

 

「この人が本にこう書いているから、私はそれに従ったのにダメだった」

 

なんて人のせいにしているようでは、まだまだ先が長いかもしれません。

 

本の内容では、確かにあまり参考にならないものもあります。

 

そういった本を読んでいく中で、「良い情報と悪い情報」を見抜く力がついたり、「本当に素晴らしい情報」に出会った瞬間に、「これだ!」と理解できる力が身につく。

 

どんなつまらない本でも、読むことで何かしらのトレーニングにはなっているんです。

 

これくらい前向きでなければ、1年間に100冊の本を読んだりしません(笑)

 

 

「目利き」のようなものですが、だんだん面白い本を当てる数が増えているようにも感じます。

 

たくさんの文章の中から、自分の琴線に触れるような素敵な文章を見つける読書も、どこか宝探しのようで面白いなーと思っている今日この頃です。

 

 

 

 

 

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