他人や機械、パソコンなどに仕事をやらせる時代になっている

 

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この記事は、「働くこと・仕事」に関する連載記事になっています。

 

 

働くこと・仕事に関する連載の第5弾は、「他人や機械、パソコンなどに仕事をやらせる時代になっている」というテーマでまとめていきます。

 

連載の過去記事はこちらから。

 

 

第1弾 「働くこと・仕事」について連載します

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

第2弾 「働くってどういうこと?」 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

第3弾 「会社には本当に色々な人がいる」

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

第4弾 「仕事のやりがい」について考えよう 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

 

ここまでは、自分自身が働くことについてまとめてきました。

 

この記事では、近年機械やITのめまぐるしい発展によって、ロボットやパソコンが人間の代わりに仕事をするようにもなってきています。

 

単純作業や、膨大な量を計算する仕事など、人間よりもロボットやパソコンのほうが正確かつ早く仕事ができる分野も少なくありません。

 

言い換えれば、人間よりも優れた成果を出す分野が増えてきている。

 

これ、よく考えるとすごく怖いことでもあります。

 

 

 

人間は知的労働によって価値を得る

知的労働以外では、育成や改善なども人間の仕事

これからの働き方を考えよう

終わりに

 

 

 

 

人間は知的労働によって価値を得る

 

 

 

これからどんどんITが発展していくと、人間はさらに仕事を機械やロボットなどに取られていってしまうでしょう。

 

それは、単純労働作業だったり、製品の組立や組み付け作業だったり、清掃だってロボットができる時代になってきています。

 

もちろん、繊細な作業なんかは人間の手を使わないと無理がある部分もありますが、技術が進歩すればそれも機械に奪われる可能性があるのです。

 

 

唯一、人間にしか絶対できない仕事があります。

 

それこそ、「知的労働」なのです。

 

物事を考えて新しいアイディアを出したり、こうした方が作業が効率よくできるなーと改善案を出したり、同僚と会議で意見の出し合いをしたり。

 

これらは、人間だからこそできるコミュニケーションと知識を活用する仕事の進め方です。

 

この先、人工知能が発達しても、人間味のある考え方や悩み方、コミュニケーションの取り方はできるようにならないと私は考えています。

 

人間らしさは絶対に再現できないと考えているからですね。

 

 

 

人間は、単純作業や計算作業などを機械やパソコンにとられるなら、知的労働の力を身につけて勝負していくことが理想です。

 

 

ここで気をつけておきたいのは、現在人が行っている作業系の仕事が、全て機械に取られてしまうと言っているわけではありません。

 

例えば、その作業系の仕事ももっと改善する余地があったり、その作業工程や作業設備を制作するのは人間ですし、機械に作業を教えるのも人間なのです。

 

作業を機械が取って代わるとしても、そこに人が入り込むのは間違いありません。

 

 

人の知恵があって、

 

「この作業は機械にさせた方がコストを抑えることができる」

 

という知的労働過程があって、さらにそれを機械に教えるためにはどういう構造の機械やプログラム、ティーチングが必要なのか?を考える知的労働過程もあるわけです。

 

作業系の仕事と言っても、そこに知的労働がないわけではありません。

 

どんな仕事だって知的労働はあるのです。

 

これから先は、その知的労働の周辺にある作業系の仕事を少しずつ機械やロボットにシフトしていく時代になるといえるでしょう。

 

 

 

 

 

知的労働以外では、育成や改善なども人間の仕事

 

 

先ほどのトピックで改善に当たる業務の内容について触れてみました。

 

何かを考える、改善する、よりよくするための方法を考える、

 

こういった活動も、広義には知的労働に含まれていると思います。

 

 

こうした知的労働だけではなく、人間には必ずどの職場でもやらなければならない仕事があります。

 

この仕事も絶対に機械には取って代わることができない仕事です。

 

その仕事とは、「人財育成」の仕事です。

 

 

どんな仕事にも、必ず人財の育成が必要になります。

 

今、世界で最も優れた技術を持った人が会社にいるとしても、その人が会社で働けるのはせいぜい数十年。

 

でも、その会社は今後も継続して事業を行う努力を続けるはずです。

 

だとすると、優れた人が仕事をし、新しい技術や商品を開発することだけに専念させると、会社としては一時的な利益にしかならないのです。

 

優秀であればあるほど、人財育成をするべきだと私は考えています。

 

優秀な人が「2」の仕事ができたとしても、「1」の仕事ができる人を2人育てることができれば同等になります。

 

その「1」の仕事ができる人を、「1.5」に育てることができれば、2人で「2」を超えてしまいます。

 

1人の力には限界がありますし、その人の24時間も他の人と同様です。

 

しかし、仕事ができる人をたくさん育成できれば、効率は何倍にも跳ね上がる。

 

これからの働き方は、自分一人で技術を磨くばかりではダメで、他人に仕事を教えること、仕事を覚えるために必要な教科書やマニュアル、仕組みを構築して今後も人財育成が捗るものを制作すること。

 

これこそ、ロボットや機械にはできない、「人間だけの仕事」なのですね。

 

 

 

 

これからの働き方を考えよう

 

 

最後は、これからの働き方について少し考えてみます。

 

近年では、働き方も多様化してきて、ただ会社に勤める以外にもたくさんの働き方が生まれています。

 

フリーランスで働くと言うと、昔は会社を立ち上げることとイコールだったと感じますが、今ではネットで物販したり情報を販売したり、何かコンテンツが人気になれば広告収入が得られたりと、個人がチャレンジする幅も広がっています。

 

会社勤めでも、他の会社に転職することだって考えられるでしょう。

 

人生一度きりだと考えると、自分のステップに応じて仕事を変えていったり、新しいことにチャレンジすることも視野に入れていいと思います。

 

 

もちろん、本業をそのまま続けていって、副業で違った楽しみ方をするのも良いでしょう。

 

大企業であれば、物を開発する部門、企画する部門、作る部門、営業する部門、販売する部門、クレーム対応をする部門、人事部門、経理部門など、

 

企業内に全く違った仕事がたくさんあります。

 

その中で、自身がやってみたい仕事にチャレンジしながら「社内で転職」してみるのも面白いのではないでしょうか。

 

 

大切なのは、ただ毎日働いているという状態にしてはいけないということです。

 

今後自分がどうありたいのか。

 

どんな仕事がしたいのか、仕事でどんな技術や知識を得たいのか、プライベートとのバランスはどうしたいのか、キャリア形成はどうしていきたいのかなど、

 

ある程度ビジョンを持って仕事をしていくと、得られる成果も変わっていきます。

 

 

私の場合で一例を挙げてみると、

 

今、製造メーカーで商品開発をしていますが、開発に携わる部門が3つほどあります。

 

現状では、その3つの部門すべての仕事を理解して開発できている社員はいないように思えます。

 

1つの部門で技術を磨き上げることはもちろん重要。

 

でも、3つの部門すべてを経験した人がいれば、各々の立場がわかる円滑な開発ができます。

 

全体が見えるからこその人財育成も可能でしょう。

 

私は、社内でのキャリアは「3つの部門を駆け回って、自分にしかできない開発業務を行うこと」と「その技術や知識を生かした人材育成ができる社員になること」を目標としています。

 

また、プライベートでは、ここで今書いているようなブログ活動と、毎日日課にしている読書という趣味を十二分に楽しみながら生きていきたいと思っています。

 

読書はこれからジャンルを広げ、1日に読めるページ数も増やしていくという目標がありますし、ブログももっと価値のある記事を書いて、読者を増やしたいという目標があります。

 

 

仕事にせよ、プライベートにせよ、目標を持つからこそ、日々の行動に意味を持たせることができると思っています。

 

参考の一つにしてみてください。

 

 

 

終わりに

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

働くこと・仕事に関する第5回目の連載になりましたが、この連載もあと少しで終わりになりそうです。

 

 

働くことや仕事をすることは、一生かけて考え、取り組むテーマです。

 

こうして記事にまとめていっても、現状の私の価値観から生まれる考え方に過ぎず、これが正しいというわけではありません。

 

でも、これまで仕事について真剣に考え、取り組み、たくさんの本から情報を仕入れてきたからこそ、今の考えがあるのです。

 

誰がどう考えていたとしても、自分の人生です。

 

誰かの考えに共感できれば、それを自分の価値観に放り込んでいきます。

 

共感できなければ、反面教師としてそれも価値観に。

 

そうして人の価値観は成長していくのだと思います。

 

 

まだまだ未熟な私ですが、こうしてブログをまとめていくことにも、自身の成長があると信じております。

 

 

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