働くってどういうこと?

 

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「働くこと・仕事」に関する連載記事の第2弾です。
 
 
 

第1弾 「働くこと・仕事」について連載します 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 
誰もが人生を過ごしていく中で、必ずお金を稼ぐために「働く」機会があります。
 
 
生きていくためにはお金が必要で、そのお金を稼ぐためには「労働」という形で仕事をするしかありません。
 
働いた対価としてお金をもらうのが通常です。
 
 
もちろん、投資家や資産家など、大量のお金を投じて、そのお金を使って他人がビジネスで稼ぎを出し、リターンをもらう生活もあります。
 
いわば、お金がお金を稼いでいるような感じですね。
 
こうした投資などについては労働とは異なりますが、一般的な解釈としてお金を稼ぐには仕事をするしかないという定義でスタートしましょう。
 
 
 
さて、仕事と一言に言っても、様々な仕事があります。
 
大きく分けて、肉体労働と知的労働です。
 
 
肉体労働は、文字通り体を動かして物を作ったり運搬したり、お客様に直接商売をして物を売る仕事などを指します。
 
 
対する知的労働は、頭を使って何かを考え、最終的に利益を生み出す仕事を指します。
 
この肉体労働と知的労働の中にも無数の仕事があるわけですが、それぞれの仕事にはそれぞれの特徴があって、どの仕事が自分に合うものなのかはやらないとわかりません。
 
 
ということで、様々な仕事がある中で、まずは働くとはどういうことなのか?についてまとめていきたいと思います。
 
 
今回のトピックはこちら!
 
 
 
働いてお金を稼ぐということについて
 
職種別の仕事について考える
 
改めて、自分にとって働くとは?
 
終わりに

 

 
 

働いてお金を稼ぐということについて

 
 
まずは、働いてお金を稼ぐということについて考えていきます。
 
就職して働いて、実際にお金をもらうようになるまでなかなかイメージできないことだと思いがちですが、実は働き始めてからも「働くこととお金を稼ぐこと」についてはよく理解していない人が多いのも現実です。
 
 
本来は、働いた内容に対して、それに見合う金額を支払ってもらうことが正しい姿です。
 
自分で野菜を栽培し、その野菜を育てるまでに必要だった労働や価値を金額に変えて、お客様に購入してもらえば、それがお給料になるということですね。
 
 
しかしサラリーマンは、働いた内容に応じて、というよりは「働いた時間に対して」お金が支払われていると感じている人が多いのです。
 
これはどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
 
 
例えば、事務所の中に自分のデスクがあって、そこでパソコンを使った仕事をしているとします。
 
パソコン業務は、基本的にソフトを使って何かを生み出し、それが最終的に利益に繋がらなければなりません。
 
わかりやすいところで言えば、マイクロソフトオフィスのワードで資料を作ったり、エクセルで何かを計算したりデータをとったりすること。
 
パワーポイントでまとめた資料を使って会議で情報共有をすること。
 
専門ソフトを使って何かをデザインすることなどなど。
 
基本的にはソフトを操作する専門的技術と、新しいものを想像する知的労働でお金をもらうわけです。
 
 
実際の業務の中では、メールで取引先と連絡をとったり、打ち合わせで話しを聞いたり、何かを考えてデスクで悩む時間もあります。
 
これは、ただメールを眺めているだけでも業務をしているように見えますし、会議に参加してぼーっと他のことを考えていても業務をしているように見えるということにもなります。
 
何にも生み出していないのに、業務をやっているように見えてしまうのが「事務職や間接部門」と呼ばれる直接ものを生み出したり販売したりしない職種なのです。
 
 
さて、少し話は逸れてしまいましたが、
 
ここで言いたかったことは、
 
「仕事は何かを生み出してそれが利益に繋がったとき、お給料として対価をいただくべき」
 
という考えを大前提として持っておかなければならないということです。
 
何もしなくても、その日の業務時間さえなんとかやり過ごせばお金がもらえると思っていては、話になりません。
 
悲しいことに、時間稼ぎのような働きかたをしている人がかなり多いのが現実なのですが、少しでも「自分の給料分だけでも何かを生み出そう」と考える人が増えると、社会はもっとうまく回っていくと思います。
 
 
 
 
 

 

職種別の仕事について考える

 

 

これから働こうとしている人にとっては、「どんな職種の仕事があるのだろう?」ときになることがあると思います。

 

また、いますでに働いている人も、自分の仕事と異なる仕事の内容を知ることで、自分の仕事の幅も広がります。

 

例えば、商品開発の仕事をしている人が、会社の必要備品の購入管理をする購買部門の仕事について知っていれば、

どのタイミングで物を買うようにすれば、会社の経費を管理しやすいとか、どのメーカーから部品を買えばより安く仕入れられるとか、開発の仕事にも必要な考え方が身につくのです。

 

これから長く働いていく中で、自分の仕事の周囲にある仕事(関わりがあるであろう仕事)について、その業務ができなくても理解することができれば、全体を俯瞰したより素晴らしい仕事ができるようになります。

 

 

実はこれ、自分のキャリアアップにはかなり重要な事。

 

チームリーダーやグループリーダー、課長、係長、班長など、自分が所属する集団のリーダーになるためには、自部門が関わる周囲の仕事について知っている必要があります。

 

さらにもっと上の部長や取締役クラスになると、会社全体として見る目が必要だったり、経営、経理なども考慮した仕事の進め方が求められます。

 

自分の仕事だけでいっぱいになってしまうこともよくあるのですが、いつか余裕ができたら他の仕事にも目を向けようなんて思っていると、いつまでも自分の仕事しかできないままになります。

 

余裕がないときほど、ちょっと遠目から仕事を俯瞰してみましょう。

 

知り合いがいる部署の仕事について調べたり聞いたりするだけでも、案外考えが変わるものです。

 

 

 

今のこの時代、いきなり違う部署へ移動することや、会社からクビにされてしまうことだって考えられます。

 

そんな時、自部門の仕事だけしかできなかったら、次の仕事をまた一から覚える必要があります。

 

しかし、常に周りの仕事に気を配りながら見ていた人は、圧倒的に仕事を覚えるスピードが速くなるのです。

 

こうした意味でも、仕事は広い視野を持って仕事を進めていくことが大切なのですね。

 

 

 

 

 

改めて、自分にとって働くとは?

 

 

改めて私にとって働くとは。

 

仕事を通じて何かを生み出し、社会に何らかの利益を生むこと。

 

建前のように綺麗にいうとこんな感じですが、実際は生きていくお金を稼ぐためでもあります。

 

でも本当にお金だけでしょうか。

 

確かにお金がもらえないのなら、今の仕事を続けていくわけにはいきませんが、仕事をしていく中でたくさん得たものがあります。

 

それは、一緒に仕事を進めながら仲良くなった同僚であったり、仕事を円滑に進めていくスキルや専門的な技術・知識であったり、人間としての成長であったり。

 

きっとこの仕事をしていなかったら、こんな考えにはなってなかったと思います。

 

 

どんな仕事でも、自分が真剣に取り組める何かを見つけることが大切です。

 

最初は何もわからないから、言われた通りにただ仕事をこなしているかもしれません。

 

ルーティンワークに飽きてしまって、辞めたくなることだってあります。

 

でもそんな中で、自分で考えて掴んだ仕事が会社に利益をもたらしたとき、きっと自分なりのやりがいのようなものが見つかると思います。

 

これは、会社という環境でお金を貰いながら、会社のお金と技術を使って自分の考えを試すステージがもらえているというとても優遇された環境なのです。

 

生かさない手はありませんよね。

 

会社のお金や設備、人脈など、フルに活用して自分が考えた仕事に取り組む。

 

そんなステージを得るためには、やはりまずは一生懸命仕事に取り組まなければなりません。

 

 

自分にとっての働くこととは、自分の取り組み方によって変わってくるのでしょう。

 

 

 

 

終わりに

 
 
いかがでしたでしょうか。
 
働くことに対する考え方や姿勢というのは、誰もが異なるものです。
 
私の考え方が正しいとか、この人の考えが正しいとかはないのかもしれませんが、価値観のように譲れない場面というのはよくあります。
 
そこで衝突が起き、仕事というテーマであらそいが起こることもあるでしょう。
 
 
そういったいざこざの中で、自分の働くことに関する考え方をまた新たにして、どんどん組織が成長していくのだと思います。
 
企業には、「企業理念」といって創業者の思いをまとめた言葉なんかがありますが、それがまさに「企業として皆が向かう方向を表している価値観の象徴」のようなものです。
 
どの考え方が正しいかわかりませんが、企業としてはこの考えをみんなで共有して同じ方向を目指していこうというもの。
 
こうした一つの指標があれば、まとまった組織を目指す上での一本の支柱が出来上がります。
 
 
是非私も、人生を通して「自分なりの理念」を確立したいと思うものです。
 
 
 
 
 

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