【 年間120冊読書計画 9冊目】
「たくらむ技術」
加地 倫三 著 読了。
「たくらむ技術」というタイトルとは少し違った内容にも感じますが、「何をたくらんで仕事をしているのか?」という視点で、仕事のやりかたや考え方について書いてあります。
テレビ局のスタッフがどのような仕事をしているのか、「ロンドンハーツ」や「アメトーーク」の企画はどのようにして実現されているのかなど、普段知りえない情報を得ることもできます。
特に、私も仕事で会社の予算を使った物品の購入やイベント運営、旅費の設定なども行いますが、会社のお金というのはできるだけ安く、無駄なく使うことが要求されます。
「ロンドンハーツ」では驚くほど多額のお金を使った面白企画がたくさんありますが、世の中にうけるかどうかが企画の段階ではっきりしないのにも関わらず、どうしてそんなに多額のお金を使った企画を実行できるのか、
についての加地さんの意見は、面白いところでした。
「誰がこんなばからしいことに全力でお金も時間も使うんだろう?」
そんな企画にこそ、私達が心から楽しめるものが隠れていたりする、と語ります。
◼︎◼︎
仕事を受けるだけでは人並みの成長しかできません。
差をつけるなら、仕事を取ってくる、もらってくるということが必要です。
その中で、
「やらせてください」や「やりましょうか」では、「いや、俺がやっとくよ」と言われてしまうこがありますから、
「その仕事、やります」と言い切ってもらってきましょう。
さらに、差をつける方法をもう一つ。
「一つ頼まれたら、二つやる」ことを意識してください。
コピーを頼まれたら、ホチキス留めもする。
掃除を頼まれたら、ゴミ箱の中身まで片付ける。
料理を頼まれたら、台所の片付けまでやってしまう。
こんな感じで良いので、プラスαを一つだけ取り入れましょう。
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当たり前の様で、実際には実践できていないことばかりだと感じました。
ただ毎日の仕事をこなすだけでなく、そこに+αを付け加える習慣が身につけば、大きく成長していけることでしょう。
それでは、9冊目、読了です。
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