本を読むと「頭が良くなる」「成功しやすい」について考えてみる

 

 

 

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読書をはじめるきっかけは様々だと思われますが、「頭が良くなるから」とか「成功しやすくなるから」という理由を聞くことがあります。
 
いま読書を習慣としている人が、皆「頭が良くなるから」とか「成功しやすくなるから」と考えながら本を読んでいる訳ではないと思いますが、最初のきっかけにはなっているかもしれません。
 
実際に、一般的なイメージとしても、
 
 
 
「本をたくさん読む人は頭が良い」
 
「本をたくさん読む人は成功しやすい」
 
 
 
というイメージがあると感じます。
 
私も、「成功者は本をたくさん読んでいる」と聞いたことがあったので、20歳の頃から本を読み始めました。
 
当時は学生だった為、「使える会社員になりたい」といった願望はなく、ただ「将来成功して、自分のビジネスを持ちたい」と考えていたことを覚えています。
 
今となっては、読書から様々なことを学びたいというのが理由になっていますので、「成功したい」というきっかけとは少し違ったものになっています。
 
 
本を読む前に持っていた「読書の効果のイメージ」と本を読み続けてきて変わった「実際の読書の効果」があるのだと感じています。
 
 
そこで、本をたくさん読むとどういう効果があるのかについて、「頭が良くなる」「成功しやすい」をポイントにして考えていきたいと思います。
 
 
 
 
 

本を読むことで得られるものは?

 
 
まずは、本を読むことでどんな効果を得られるのか、というところから考えていきましょう。
 
いま世の中にある本は、ほぼすべてのジャンルを網羅しています。
 
一部、新たに誕生した分野や技術に関する本が出版されていない可能性がありますが、それもほんの僅かです。
 
つまり、本を読むことが習慣になれば、
 
「どんな分野についても、読書から学ぶことができる」
 
ということになります。
 
 
仕事に必要な専門知識やビジネススキル、生活習慣、時間管理、自己管理、読書法、勉強法、お金の管理、投資法、スポーツノウハウ、成功法、ITスキル・・・
 
この様な知識やスキルを、独自に学習して習得できるのが読書の素晴らしいところです。
 
 
また、本を読むことによって様々な職業が世の中にあることがわかります。
 
著者は様々な分野で活躍するビジネスパーソンであることが多く、その職業の種類はありとあらゆる分野に跨ります。
 
そういった方々の職業を知ることも、読書の楽しみではないでしょうか。
 
 
その他にも、
 
読解力、文章力、思考力、勉強の習慣、幅広い知識、豊かな感性
 
などを身につけることができます。
 
 
 
 
 
 

本をたくさん読むと、頭が良くなるのか?

 
 
本をたくさん読むと、頭が良くなるのかというと、結果的に良くなると言えます。
 
周りから認められる頭の良い人に絶対なれる!というわけではありませんが、少なくとも本を読まない自分よりは、本を読む自分の方が頭が良くなれる、という感じです。
 
前述した様に、どんなジャンルでも学ぶことができ、思考力や読解力といったビジネススキルも身につくので、本をたくさん読めば読むほど頭のトレーニングになるのです。
 
 
ビジネスパーソンは、学生の頃の勉強とは異なり、いくつもの分野で勉強をしなければなりません。
 
 
本を読むと頭が良くなるという言葉には、ちょっとした裏があるのですが、それは一般的なビジネスパーソンの勉強時間に関することです。
 
学生までは勉強していたとしても、ビジネスパーソンになってからは一切勉強をしないというビジネスパーソンが大半を占めています。
 
高校卒業後に就職しても、大学卒業後に就職しても、勉強期間の差はたったの4年です。
 
その後、定年退職まで40年以上あるのですから、高校卒業後に就職してから勉強を続ければ、大学卒業後に就職して勉強をやめてしまうビジネスパーソンには圧倒的な差をつけて勝つことができます。
 
要は、学歴はあまり関係なく、就職したからどれだけ勉強するか、が鍵になるのです。
 
 
読書は、そんなビジネスパーソンがやるべき勉強だと私は思っています。
 
必要な知識やスキルを身につけるのに、素晴らしいビジネスパーソン達が何年もかけて築いたものを1000円から2000円で購入できると考えると、破格でお手頃だからです。
 
 
読書という形で、ビジネスパーソンの40年強の時間を勉強に使っていけば、相対的に勉強しない人達よりもずっと頭が良くなれるのです。
 
 
 
 
 

本をたくさん読むと、成功しやすくなるのか?

 
 
 
こちらも、先ほどと同様に、本をたくさん読めば成功しやすくなると言えます。
 
 
自分が成功したい分野に関係する知識やスキルを習得するために、本を使って勉強すれば、勉強しないビジネスパーソンに比べて成功に近づくことができるからです。
 
どんな分野で成功したいかわからない人も、本をたくさん読んでいけば「やりたい分野」「極めたい分野」が見つかることもあります。
 
 
だからこそ、読み始めた時はよく効果がわからなくても、たくさん本を読むことを続けていけば、成功への道が見えてくる可能性があります。
 
「頭が良くなること」も「成功しやすくなること」も、内容としてはさほど変わりませんので、前述の理由で成功しやすくなると言えるのです。
 
 
 
 
 
 

あなたはなぜ、本を読むのでしょうか?

 
 
 
 
最後に、あなたはなぜ本を読むのか?について考えてみましょう。
 
本を読む理由は色々あると思いますが、
 
 
・ 単純に文章を読むことが好き
 
・ 何か身に着けたい知識やスキルがある
 
・ 学びたい分野は定まっていないが、勉強はしたい
 
 
などが当てはまるのではないでしょうか。
 
 
本を読み続けていき、習慣となったとき、意外とこの原点にあった「読書をする理由」を忘れてしまい、ただ本を読むことを楽しむようになってきます。
 
本を読むこと自体を楽しむようになることは、決して悪いことではありませんが、「本来の目的は何か?」を明確にして意識しておかなければ、目的がぶれてしまいます。
 
 
最初の本を読むときに、どんな夢や理想を持って本を読み始めたのか。
 
それは、いつでも思い出せるようにしておきましょう。
 
 
私は、何かの分野で成功し、サラリーマンではなく自分のビジネスを持って人生を生きていきたい。という目的から、本を読み始めました。
 
今でもその気持ちは変わっていないので、自分のビジネスとはどの分野か?とか、そのために必要な知識やスキルは何か?と意識しながら本を選び、学んでいます。
 
 
このような、読書の軸となる「目的や夢」をしっかりと持ち、勉強に励むことで、将来望んだ姿になっていけるのではないでしょうか。
 
 

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