常に本を持ち歩くことで、いつでも本が読める状態を作っておく

 

 

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読書は、30分や1時間といったまとまった時間でやるよりも、スキマ時間のような短い時間の方がはかどりますし、時間を無駄にせずに済みます。
 
 
いつも、読書を始める人には、
 
 
「自由な時間を削って読書をするのではなくて、スキマ時間やながら時間で読書をしましょう」とおすすめします。
 
というのも、まとまった時間を作るのが難しい人も多いと思いますし、まとまった時間を読書以外に充てる人も多いと思うからです。
 
続けるためにも、スキマ時間やながら時間で読書をするのが理想的なのですね。
 
 
これまでもいくつかのエントリでお話してきた、スキマ時間とながら時間ですが、今回は「本を常に持ち歩いてスキマ時間とながら時間を有効活用する」ということをメインにまとめていきます。
 
 
 
 
 

スキマ時間とながら時間とは?

 
「あなたは1日にどれくらいの時間を無駄にしているのでしょうか」のエントリにも詳しく記載していますか、ここでもう一度説明しておきます。
 


あなたは1日にどれくらいの時間を無駄にしているでしょうか – てかてんの書斎

 
 
 
スキマ時間は、出来事と出来事の間にわずかにある時間のことです。
 
 
例えば、
 
 
電車通勤の人が駅に到着して、電車が車でホームで待っている数分間
 
友達との待ち合わせ場所に到着して、その友達を待つ間の数分間
 
テレビ番組を見ていて、CMに入った数分間
 
見たいテレビ番組を見る準備をして、テレビ番組が始まるまでの数分間
 
DVDを見るとき、最初の番宣が流れている間の数分間
 
 
 
この様な時間が、スキマ時間になります。
 
 
 
ながら時間は、AをしながらBもすることができる時間のことです。
 
 
例えば、
 
 
電車に乗って移動しながら、勉強する。
( 勉強には、読書、テキストを読む、リスニングをするなどを含めます )
 
風呂で、湯船に浸かりながら勉強する
 
車を運転しながら、リスニングやオーディオブックを聴く
 
ランニングしながら、リスニングやオーディオブックを聴く
 
会社などで歩きながら、お腹を凹ませて腹筋をトレーニングする
 
食事をしながら、勉強する
( あまり行儀は良くありませんが。。)
 
 
この様な時間がながら時間になります。
 
気が付かないうちに無駄にしてしまっているのが、スキマ時間とながら時間なのですが、意識するだけですぐに有効活用できます。
 
まずは、あなた生活のどこにスキマ時間とながら時間があるのかを確認して、毎日の生活を改善していきましょう。
 
 
スキマ時間とながら時間についてなんとなく理解していただいたところで、読書に活用する方法をお話ししていきます。
 
 
 
 
 

本は、文字通り「常に持ち歩く」

 
 
読書をする中で、やはりネックになるのが「読書をする時間」です。
 
家ではのんびりしたいし、テレビもみたいから、本を読む時間を別に作るのは難しい、という人だっています。
 
そこで、先ほどお話した、スキマ時間とながら時間を使って、読書を進めていきます。
 
わざわざ自由な時間を削って読書をしなくても、1日の内にスキマ時間もながら時間もたくさんあるのですから。
 
 
スキマ時間とながら時間を手に入れた時、よし本を読もうと思ってカバンに手を伸ばしても、本を持ち歩いていなければ何も意味がありません。
 
本が読めるタイミングで、本を持っている状態を作っておく必要があるわけです。
 
当たり前の様ですが、意外と「あれ?本がないから読書できない」といった場面があるものです。
 
意外なタイミングでスキマ時間を手に入れた時なんかがその状態。
 
 
 
そんなことになっては勿体無いので、常に本を持ち歩くようにします。
 
カバンに入れて持ち歩くのはもちろん、もしカバンを変えた時に前のカバンに入れっぱなしで新しく変えたカバンに本が入ってない!
 
という事態も避けたいので、カバンだけでなく、移動する車にも一冊入れておき、家なら居間にも部屋にも置いておきます。
 
文字通り、どこにいっても本がある状態を作ってください。
 
 
 
 
 
 

この時間にはこの本を読むと決める( 時間とシチュエーションに合った本を選ぶ )

 
 
どこにでも本を置いておく上で、その場所に合った本を選択して置いておくとさらに効果的です。
 
というのも、スキマ時間やながら時間、そして自由時間は、それぞれシチュエーションが異なるからです。
 
 
例えば、部屋で読む本は、静かな環境で集中できるので内容の濃い本や、しっかり理解したい本なんかを選ぶと良いです。
 
反対に、電車や待ち合わせ場所、居間など、周囲から音がする集中しにくい環境ならば、簡潔に書かれていて拾い読みができそうな本を選びます。
 
 
お風呂でリラックスするときは、ダイエット本を読んだり、健康本を読んだりすると、半身浴も捗るかもしれませんね。
 
 
あなたにとって、どんな本がどのシチュエーションで読みやすいかは、本を読んでいくうちにわかってくると思いますが、比較的集中できるところと集中しにくいところで本のジャンルを選んでおくと良いでしょう。
 
 
 
私は、疲れてしまっている夜に本を読むときは、お風呂と居間と自室がありますが、基本的には拾い読み系の本か、過去に読んだことのある本を電子書籍で楽しんでいます。
 
読むことで疲れてしまわないように、割と楽に読める本を選んでいるのです。
 
 
通勤時や昼休み、または疲れがたまっていないときには、ボリュームのある本や難しい本、新たな資格の勉強など、脳を使って集中しなければならないものを選んでいます。
 
 
この読み方をする際には、数冊を並行読みすることになりますが、これもおすすめな読書法なので実践してみてください。
 
 
 
 
 
 
あちこちに本を設置して、いつでも思い立ったときに本が読める仕組みを作ってみると、読書の捗り方が変わってきます。
 
生活の中に、意外とたくさん本を読む時間があることに気が付くだけでも十分です。
 
 
この読書法を使って、みなさんの読書がより良くなるきっかけとなれば幸いです。
 
 
 

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