「時間がない」が口癖の人は、1日をどのように使っているか把握していない

 

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あなたも「時間がない」という言葉を口にしていませんか?

 
周りを見渡すと、
 
「俺は時間がないからできない」とか「私は忙しくてあんまり寝てない」といった、言葉をよく耳にします。
 
一般的に「忙しい」、「時間がない」は今のビジネスマンにとっては当たり前に感じていることなのでしょう。
 
 
 
そうした人達は、自分が1日をどのように使っているかを把握しており、これ以上頑張っても時間を手に入れることが出来ないくらい努力している、のでしょうか?
 
また、「時間があれば」その時間をどのように使いたいか決まっているのでしょうか?
 
 
 
私は、「時間がない」とよく口にする人程、
 
自分の時間の使い方に目を向けておらず、時間の使い方を把握すらしていない。
 
と思っています。
 
「忙しいから」「時間がないから」という言葉で言い訳をしているとすら思います。
 
 
少し厳しい言い方になりましたが、私自身がそうだったため、大体多くの人にも当てはまるのではないでしょうか。
 
 
 
今では、時間管理を徹底して行って、出来る限り無駄なく活動できるように仕組みを活用しています。
 
1日24時間をうまく使い、努力を積み重ねていくことで、長期的にいろいろなことを成し遂げていきたいと思っているからです。
 
時間管理に目を向けはじめてから、実際に時間を効率よく使えるようになりました。
 
もちろん、これからも高めていかなければならない能力であるのは間違いありませんが。
 
 
 
 
それでは、「時間がない」「忙しい」が口癖の方が、どうすれば時間管理できるようになるのかについて、お話していきます。
 
これをやれば「時間管理を究められる」というわけではなく、「時間管理のスタート地点に立てる」といったイメージでお読みいただければ幸いです。
 
 
 
 
 
1. まずは1日24時間しかないことと、寿命がもし80年だとしたらあと何年しかないのかを理解する
 
 
 
口癖で言ってしまう「時間がない」とは異なりますが、人生というのは本当に時間がないのだということを理解するところからスタートします。
 
何気なく口にしている「時間がない」から、「やばいぞ、本当に時間がない!」ということを理解しなければ、時間と向き合うことは出来ません。
 
実は、本当にやりたいことややるべきこと、趣味など見つかると、
 
「1日って24時間しかないの!?」
 
と時間の短さを感じてきます。
 
そして、1日だけでは飽き足らず、
 
1週間の短さ、1か月の短さ、1年の短さと次々に人生の短さを実感し始め、人間の一生は短いものだとわかってきます。
 
何かやりたいことがあるから時間が欲しい、と思い始めると、こうして時間がないことや足りないことに気が付いてくるのです。
 
つまり、時間が手に入った時、
 
「よし、この時間であれをしよう!そしてこれもしよう!」
 
と使い道が分かる人は、「時間がない」という言葉を真の意味で使っている人です。
 
 
普段ごろごろしていたり、特にやりたことが無い人にとっての「時間がない」「忙しい」は、言い訳の為の口癖になってしまっていることが、お分かりいただけたでしょうか。
 
 
 
 
 
2. 人生は1日の積み重ね。1日をどう使っているのか記録し、把握する 
 
 
 
 
「人生の短さ」を実感したところで、次のステップです。
 
人生は、何十年もあると思えば思うほど、長い様な気がします。
 
だからこそ、「明日やればいいや」「来年買えばいいや」といった先延ばしが生じてしまいます。
 
この先延ばしは、できれば早く直した方がいい習慣です。
 
 
「明日やろう」で実際に明日取り組んだことは、これまでどのくらいの確率だったでしょうか。
 
「やらなければならないこと」なら、どれだけ先延ばしにしても、期限ぎりぎりにしわ寄せがきて、やり抜いたと思います。
 
しかし、「やったほうがいいけど、やらなくてもいいこと」ならそのままどんどん先延ばしにしてしまうのではないでしょうか。
 
部屋の掃除やダイエットなんかが、当てはまると思います。
 
 
こうした先延ばしは、「未来に時間の借入」をしていると考えてください。
 
後からやらないといけないなら、出来るだけ早く片付けてしまったほうが良いのは間違いありません。
 
 
だからこそ、自分が1日をどのように使っているのかをきちんと判断し、そこに隠れる「無駄な時間」を有効活用するべきです。
 
1日のうち、
 
 
 
・ だらだら過ごしてしまっている時間
 
・ のんびり見たいわけでもないテレビを見ている時間
 
・ CMを眺めている時間
 
・ スマホSNSやネットサーフィン。ゲームアプリをしている時間
 
 
 
などを、積極的に他の活動に充てていきましょう。
 
やらなければならないことがあるのなら、それに取り組む時間に用いていきます。
 
そうしてやらなければならないことをすべて片付けた後、好きなテレビ番組を見たり、スマホでアプリを楽しんだりと、娯楽に時間を使ってリフレッシュすれば良いのです。
 
 
 
まずは、あなたの24時間がどのように使われているのか、自己分析をしましょう。
 
「無駄な時間」や「有効利用できそうな時間」は探せば探すほど出てくるものです。
 
 
 
 
 
3. 1日の使い方を把握した上で、改善を行う
 
 
前述の通り、「無駄な時間」や「有効利用できそうな時間」を探したところで、最後のステップです。
 
 
「見つけた時間をいかにしてうまく使うのか」
 
 
ここでも、時間が見つかったけど、何をやったらいいのかわからなければ、せっかく手に入れた時間を無駄にしてしまうことになります。
 
時間を手に入れた時、「さて、何をやろう?」と考えていたのでは遅いのです。
 
 
 
・ 部屋の掃除をするために時間が欲しい
 
・ 資格取得の勉強をするために時間が欲しい
 
・ 本を読むために時間が欲しい
 
・ スポーツを楽しむために時間が欲しい
 
 
 
などなど、あらかじめ「なぜ時間が欲しいのか」を考えて、リストアップしておきます。
 
時間を実際に手に入れたら、これらの中から順に行動に移します。
 
 
手に入れた時間が「CMを見ていた数分間」であれば、資格試験用のキーワードをさらっと眺める勉強に充てたり、手元に置いておいた本を数ページ読むだけでも構いません。
 
まとまって1時間ほど手に入れたなら、部屋の掃除やトレーニングに充てるのもいいでしょう。
 
 
必要な考えは、「数分単位でも、すぐに行動できるようにしておく」ということです。
 
人はついつい1,2分といったわずかな時間はぼーっと無駄に過ごしがちです。
 
しかし、その1,2分の積み重ねが、10分、30分、1時間とどんどん大きくなっていくのです。
 
スキマ時間も、塵が積もればいつしか山になります。
 
 
 
 
もしもあなたが「時間がない」「忙しい」が口癖になってしまっていたとしたら、この3つのステップに沿って考えてみてください。
 
改善を実施していく中で、「時間がもっとあればこんな活動もできるぞ!」と、わくわくしながら時間管理に取り組めるようになります。
 
少しでも、1日の時間を有意義に使えるようになる一助となれば幸いです。
 
 

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