【年間120冊読書プロジェクト 1冊目】
ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
三上 延 著作。
2015年の読書計画は、
年間120冊読書プロジェクトと題し、120冊の本を読みます。
ということで、第1冊目がビブリアシリーズの6作目。
昨年にビブリア1~5までは読んでいたので、今年の1冊目がいきなり5巻となってしまったことは、ご容赦ください。
さて、この「ビブリア古書堂シリーズ」がどんな作品なのか、ということからお話していきましょう。
ある古書店、ビブリア古書堂を経営している「篠川栞子」と同店舗でアルバイトをする「五浦大輔」の2人が、古書にまつわる秘密を紐解いていくミステリー小説です。
篠川栞子は、とても頭がよく美人な女性で、大量の古書を読んできた「本の虫」です。
本のストーリーはもちろんのこと、その本が書かれた背景や、その時点での作者の心境なども詳しく軽やかに解説する様子からも、頭の良さと本が好きだということがよくわかります。
ビブリアシリーズでは、太宰治や芥田川龍之介といった有名な作家さんが書いた本などが多数登するので、なじみやすい内容になっています。
古い本の内容を学びながら、作者の人生についても学ぶことができ、なおかつストーリーが楽しめる、素敵な小説になっています。
シリーズ5作目のこの本では、1冊を通して「太宰治」のことが描かれています。
太宰の作風が常に変わり続けてきたことや、その理由。
太宰自身が壮絶な人生を送ってきたことなど、私も太宰の本が読みたくなった1冊でした。
あまり詳しく書くとネタバレにもなりますので、この辺でとどめておきます。
自身の読書記録、モチベーションの維持、本の紹介も含め、
このブログで、私の目標である「年間120冊読書プロジェクト」を共有させていただければ幸いです。
それでは、第1冊目、読了です。
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