「人を動かす」「人に動いてもらう」ために必要な事とは?

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仕事をしていると、自分のスキルを磨いて、残業や休日出勤で時間を使いまくれば、ある程度の量の仕事はさばけます。

 

でも、どこまでいっても1人の人間でしかないので、1人ができることの限界は決まっています。

どんなに仕事ができたとしても、時間的にも物理的にも捌ける量には限界があるのです。

 

私も、何でもかんでも1人でやってしまいたいタイプで、人に任せるより自分が努力して1人前以上の仕事をバリバリさばいてやろう。

そんな風に考えがちなタイプです。

日々働いていく中で考えは改めつつありますが、やっぱり1人で仕事をしているわけじゃありませんからね。

 

1人が100の仕事をするのが1人前だとして、

ものすごくスキルがあって努力してきた人が120まで仕事ができたとしても、さすがに200の2人前までできることはありません。

であれば、まだまだ1人前ではない人を、少しでも1人前クラスまで育て上げる方がよっぽど効率的です。

 

つまりは、

「1人で何もかもやろう!」とするのは、非常に非効率だということです。

 

何もかも1人でやるよりも、

いかにして「人を動かすか」「人に動いてもらうか」を考えることが重要になってくるのです。

 

ということで今回は、

「人を動かす」「人に動いてもらう」ためには、何が必要なのかをまとめていきます。

 

今回のトピックはこちら!

 


  • 「人を動かす」とは気持ち良く人に動いてもらうこと

  • 気持ち良く人に動いてもらうためには?
  • 終わりに
  •  

     

    「人を動かす」とは気持ち良く人に動いてもらうこと

     

    人を動かすって一体どうすれば良いのでしょうか?

    「動かす」というと上から目線のようであまり気のいいものではありませんが、やっぱり「人に動いてもらう」といったニュアンスの方がスムーズに動いてもらえます。

    どうしても、マネジメント関係の本でも「人を動かす」という高圧的な言葉が一人歩きしてしまって、言うことをきかせるような印象を受けてしまいます。

     

    「これやっといて」と命令したり、言うことを聞かせようとしてもなかなか良い人間関係は構築できないのは誰でもわかりますよね。

    仮に、一度動いてもらえたとしても、それだけで信用を捨ててしまうので要注意です。

    特に最近は、高圧的なリーダーというのはあまり好まれず、部下に寄り添って共に仕事をするリーダーが好まれる傾向にあると感じています。

     

    人の性格や、組織の風通し間も常に変化しているので、いつまでも昔の感覚で「高圧的なリーダー」を続けていては誰も動いてくれないのかもしれません。

     

     

    気持ち良く人に動いてもらうためには?

     

    気持ち良く人に動いてもらうためには、どうしたら良いのでしょうか?

    答えは案外簡単です。

     

    「自分自身が、どのように頼まれれば気持ち良く動いてあげられるかな」

    と考えた時に、当てはまる頼まれ方やフォローのされ方が答えです。

     

    人によって気持ち良く動けるかどうかは個人差もありますが、まず第一歩は自分が喜んで動ける時ってどんな条件があるだろう?と考えるところから。

     

    答えは一つではありませんが、私が考えた一例を紹介します。

     

    ・ 労いながら頼まれる時

    「忙しいことは分かってるけど、ちょっとお願いできないかな?」

     

    ・ 自分が頼られていると感じる時

    「こういう仕事は◯◯くんにしてもらったら右に出る人はいないからね」

     

    ・ 結果をしっかりフォローしてくれる

    「やっぱり◯◯くんに頼んで正解だった」

     

    ・ 感謝されたと感じられる時

    「本当にありがとう。助かったよ」

     

    このような感じですが、だいたい皆さん当てはまるのではないでしょうか?

    難しいことは抜きにして、お願いする方もお願いされる方も人間なんですから、「立場を利用した高圧的な態度」はNGで、「相手を尊重したお願いのやり方」であれば変な摩擦を生まずにうまくやれるものです。

     

    先輩だからとか、上司だからといったプライドで部下を見下していると、なかなか良い組織にはなりません。

    「人を動かそう」ではなくて、「この人にこんな仕事をしてもらうためにはどうやってもらうのが良いかな?」と、相手一人ひとりに対してアクションを考えることが大切です。

     

    期待されることが嬉しい人もいれば、それをプレッシャーと感じる人もいる。

    この仕事の目的をしっかり伝えないと理解できない人もいれば、自分で目的を理解して結果を出せる人もいる。

    一人ひとり異なるのは当然なので、「人に動いてもらう」ためには、相手をしっかり理解することも重要かもしれませんね。

     

     

    終わりに

     

    「人に動いてもらう」ということは、精神的にもエネルギーを使うし、うまくやらないと人間関係にも響いてくるし、難しいところです。

     

    しかし、うまく人に動いてもらえるような組織作りをしていかなければ、何もかも一人でこなさなければならなくなる。

     

    前述したように、一人でできることには限界があるので、いかにして多くの人を育てていくのか、多くの人を巻き込んで仕事をこなしていくのかが重要課題になります。

     

    難しいけれど、誰しも避けて通ることができない大切な問題ですよね。

     

    まとめると、

    ◯ 一人ひとり考え方が違うため、まずは相手のことを理解する

    ◯ 相手が喜ぶことは何か?気持ち良く動いてもらえるポイントを考える

    ◯ 何はともあれ、自分が気持ち良く誰かの為に動いてあげられる状況を考えてみる

     

    まずは、自分が動いてあげる立場として、これまでの感情の動きなどを思い出してみることがスタートかもしれませんね。

     

    本日も、てかてんの書斎にお越しいただきありがとうございました。

     

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