自分がどれだけの本を読んでいるか知っていますか?
本をたくさん読む読書家なら、自分が年間どれだけの本を読んでいるのか知っておいた方が、何かと良いことがあります。
年間50冊の本を読んでいるのなら、月平均4冊強なので、週に1冊くらい読んでいるということがわかります。
これを知ると何が良いのか。
例えば、週に1冊なら、1冊あたり1500円だとすれば月に6000円程度の出費だとわかります。
1冊読むのに1週間かかっているとすれば、毎日どれくらいの時間を読書にかけているのかもわかりますよね。
こんな感じで、せっかく趣味として楽しむのなら、読書にかける時間がどれくらいで、お金をどれくらいかけていて、もっと本を読むためにはどうしたらいいのか?などを考える材料として、自身の年間読書量は知っておいて損はありません。
ということで今回は、年間読書量はどれくらい?というテーマで、自分の読書量について知っていきましょう。
今回のトピックはこちら!
年間読書量を考えてみよう
それでは、あなたの年間読書量を考えてみましょう。
まずは、1年間にどれくらいの本を読んでいるのか洗い出してみてください。
10冊でも20冊でも、100冊でも構いません。
その冊数を12で割れば、毎月の読書量になりますし、さらに4で割れば毎週あたりの読書量になります。
そうやって割りもどしていって、1日にどれくらいの本を読んでいるのかを知りましょう。
1冊は200〜300ページと仮定すると、よりわかりやすくなります。
100冊なら、月に8冊くらいなので、週に2〜3冊で、3日に1冊ペースになります。
つまり、200〜300を3で割ると、およそ70〜100ページ読めば良いとわかります。
後は、この70〜100ページ読むための時間を確保すれば、年間100冊達成!ということになります。
この計算を、年間10冊とか50冊にも当てはめて考えれば、
年間10冊 毎日7〜10ページ読む
年間50冊 毎日35〜50ページ読む
と分かるので、1日あたりに読書に当てる時間がどのくらいかも、おのずとわかってきますよね。
読書にかかる費用も同じです。
文庫なら600円程度、ハードカバーなら1500円程度ですので、600〜1500に年間読書量をかけると費用がでます。
100冊なら、6万円〜15万円。
一月あたり、5000円〜1万2500円。
10冊なら一月あたり、500円〜1250円。
50冊なら一月あたり、2500円〜6250円。
これが予算に合うのかを考えながら、計画に盛り込んでいきましょう。
長くなりましたが、このように読書量を知ることで、日々の読書にあてる時間や、月当たりの費用などが明確になり、読書をうまく付き合っていく大切な情報となります。
もっとたくさんの本を読みたければ、毎日どのくらいの時間とお金が必要?
前述のようなデータをもとに、もっとたくさんの本を読むためにはどのくらいの時間とお金が必要なのか考えることも大切です。
いま年間100冊読んでいる人がいたとして、追加でもう10冊読もうとするとどうでしょうか。
てかてんは、年間100冊なので日々70〜100ページ読んでいて、月間5000〜1万2500円のお金を使っていることになります。
年間10冊なら、日々7〜10ページ読めば良くて、月間500〜1250円が追加になります。
結果として、日々77〜110ページ読むことになり、月間5500〜1万3750円のお金が必要です。
これが、自身の時間と予算に当てはめて、可能かどうかを判断する、ということになりますね。
このように、自分の目標と現状を比較して、どの程度のギャップがあるかを知れば、それが実現可能かどうか判断できるようになります。
何かを長いスパンで達成しようとするなら、こういった考え方は大切にしましょう。
偏り過ぎず、毎日コツコツ本を読もう
こうして細かに計画していくと、毎日偏ることがないようにコツコツ本を読む習慣がいかに大切かわかります。
1ヶ月間は何もしなくて、次の1ヶ月間で倍の量をこなすよりも、毎月一定の量をこなした方が断然やりやすい。
無理なく計画的に物事を達成しようとしたら、この方法が間違いありません。
どうしてもできない日があっても構いませんが、なるべく早い段階でもとのペースを取り戻すように心掛けましょう。
長いスパンになればなるほど、日々の継続が不可欠です。
そのためにも、日々の活動量をしっかり把握し、適度に進捗状況を確認しながら目標へ軌道修正していきましょう。
かなりボリュームのある目標であっても、細かく分けた活動を地道にこなしていくことで、達成することができるのです。
終わりに
自分の現状を把握し、目標までの活動を1日レベルまで細かくする。
これをコツコツこなしていきながら、適度に進捗状況を確認して軌道修正しながら、目標に向かっていく。
子供の頃から当たり前に教えられてきたことですが、これが非常に重要な方法なのです。
大人になっても、この習慣を身につけられていない人はたくさんいます。
だからこそ、気がついた時にもう一度チャレンジして習得しておきたいですね。
継続と努力は難しい。
いくつになっても身に付けることが難しい習慣ではありますが、ぜひ自分のものにして差をつけていきましょう。
コメント