「自己管理」は誰もが必ず身につけておきたい人間力

 

f:id:Tekaten:20150208235915j:plain

 

 
 
最近、あー本当に大切だなーとしみじみ感じているのが、「自己管理」ができる能力。
 
「セルフマネジメント」という言葉で表現されることもありますね。
 
自己管理とは、その言葉の通り、自分自身を管理すること。
 
例えば、時間割のようなタイムツリーを作ってその通りに物事に取り組んだり、やることリストやタスクリストを作って無駄なく物事を消化することなどが挙げられます。
 
もちろん、体調管理などもそうですね。
 
自分の体調を管理するために適度な運動を行ったり、食事に気をつけて制限をかけたりすることだって、自己管理ということになります。
 
当たり前ではありますが、一人の大人として、自己管理がうまくできていないと物事をうまくやりくりすることができません。
 
忘れ物をしてしまったり、予定の時間に間に合わなかったり、はたまた体調を崩してしまったり。
 
いろんな弊害が出てしまう可能性があるんですね。
 
 
 
なんで自己管理が大事だなーとしみじみ感じているかというと、休みの日にこれをやろう!と決めていてもなかなか実行できなかったり、勉強しよう!ブログを書こう!小説を書こう!とやりたいことだらけなのになかなか思うように進まなかったりしているからです。
 
普段は、システム手帳をフル活用して、仕事のやりくりはうまくできていると自負しています。
 
毎日やることリストを作成して優先順位に応じてこなしていたり、ちょっとした同僚の発言をメモしてまとめていたり、ちょっとでも忘れてしまいそうなことは手帳に記録して思い出す癖をつけています。
 
自己管理の基本は、脳の記憶力に頼らず手帳に書き出す癖をつけ、手帳に記したことを漏れなくこなすことだと思っています。
 
手帳に書いたことは消さない限り無くなりませんが、脳に記憶しておくことは忘れてしまう可能性が高いですよね。
 
後でこれやっといて!と言われていたちょっとした仕事も、手帳に書いておくだけで忘れることを防止できます。
 
・・・ ちょっと話が逸れてしまいましたね。
 
 
 
そんなこんなで、休日に自分のやりたいことすら満足にできていないようでは、私の自己管理もまだまだだと思いました。
 
ということで今回は、誰もが身に付けておくべき「自己管理」について、その重要性をまとめる記事を書きたいと思います。
 
 
今回のトピックはこちら!
 
 

  • 自己管理ができている人はごく少数

  • どんな知識やスキルよりも、まず自己管理を身につけるべき
  • 定期的に自分の自己管理の状態を見直そう
  • 終わりに
  •  

     

     

     

     

    自己管理ができている人はごく少数

     

     

    ちょっと驚いてしまうかもしれませんが、実は自己管理がきちんとできている人はごく少数です。

     

    仕事をしていていつも感じているのですが、自分の仕事の進捗を管理する上で、ノートや手帳など、何かにメモを取る習慣がない人は自己管理ができていないと思ってまず間違いありません。

     

    前述したように、人間の記憶に頼ったものの覚え方をしていると、必ず「忘れてしまっていた・・・」という事態に見舞われます。

     

    どんな些細なことでも、メモしていなかったことで「うっかりしていました・・・」と謝罪しなければならなくなることはよくあるのです。

     

    スケジュール管理でも同じことが言えます。

     

    今度の日曜日、家族とランチに行く予定が1ヶ月前から決まっていたとします。

    しかし、手帳やカレンダーなどにメモはしていなかったので、うっかり忘れてしまっていました。

    そんな時、古くからの友人が帰省してきていることを知り、日曜日にちょっと遊びに行く計画を立ててしまいます。

    結果的に、予定のダブルブッキングとなり、家族には怒られてしまい、友人にはドタキャンをしてしまうという最悪の事態に・・・

     

     

    大げさかもしれませんが、こんなことはよくあることなのです。

     

    さて、手帳やノートにメモをとる習慣がないと、自己管理ができていないと思って良い。これについての裏付をしたところで、周囲の人を見てみるとどうでしょうか。

     

    おそらく、仕事をしている上で手帳やノートにメモをしている人は半数以上、その中でちょっとしたことを何でもメモしている人は1割2割といったところでしょうか。

     

    つまり、そもそもメモを取っていない半数以下の人は自己管理が全くできておらず、メモをしていても常にメモをしているわけではない3割ほどの人達は、まだまだ自己管理が徹底できていないということになります。

     

    仕事をしているビジネスマンでさえ、自己管理を徹底して仕事に活かせている人は1割〜2割程度しかいないのだと私は思っています。

     

     

     

     

     

    どんな知識やスキルよりも、まず自己管理を身につけるべき

     

     

     

    自己管理ができている人は、全体の1割〜2割しかいないということは、かなり惜しいし勿体無いことだと思っています。

     

    自己管理ができるようになると、仕事を円滑にこなしていくことができますし、うっかりミスも減らしていくことができます。

     

    普段は1日かかっていた仕事も、自己管理をすることで時間に余裕ができるようになるケースもあります。

    無駄に使ってしまっていた時間を有効活用できるようになることで、ちょっとした余裕が作れるので、散りも積もって山となれば結構な時間が削減できることもあります。

     

    自己管理を身につけることには、上記のような利点が他にも山のようにあって、本来ならどんな技術的スキルや知識よりも先に、自己管理を身につけてしまった方が絶対に良い。

     

    会社生活であれば、入社後すぐの研修で叩き込むべきですし、会社に限らずプライベートでもかなりの効果を発揮する習慣になります。

     

     

     

     

    定期的に自分の自己管理の状態を見直そう

     

     

    まさに私の今の状況がこれにあたるのですが、自己管理については定期的に見直す必要があります。

     

    というのも、自己管理は「これだけできたら100点満点」という答えがあるわけではないので、いつまでもより良くなるように改善していかなければならないものだからです。

     

    言い換えれば、いろいろ考えて工夫していくことによって、自己管理はどんどん進化していくと言えるでしょう。

     

    気合いや根性といった精神論で自己管理をするのではなくて、前述した手帳を用いた仕組みだったり、別の方法でモチベーションを保つ仕組みだったりと、「仕組み」を作って自己管理を進めたほうが確実に効果が出ます。

     

    ですから、今の手帳の運用方法はどうだろう?と見直すことが重要。

     

    例えば、スケジュール管理やタスク管理をすることで自己管理を進めている場合、もっとわかりやすくスケジュールを記入する方法はないか?もっと楽にスケジュールを記入する方法はないか?と、さらにステップアップできる手段がないか見直します。

     

    スケジュールに飲み会や趣味、旅行などを頻繁に記載する人であれば、毎回手書きで記載するのではなく一目でわかるスタンプに変えるだけでも効率は上がりますし、パッと見て直感的にスケジュールを把握できます。

     

    このようなちょっとした工夫を定期的に行うためにも、自己管理を見直すことが大切なのですね。

     

    その他にも、自己管理に関する本を読んだり、インターネット上の記事を読んで何かを参考に仕組みを作ることも良いでしょう。

     

    単純に、手帳を見るタイミングを決めて、繰り返し見返す習慣をつけることでもOKです。

     

    朝起きたらモーニングコーヒーと共に手帳を読むとか、始業前は必ずタスクリストとスケジュールを記載するために手帳を開くとか、終業時は今日の処理できたタスクの確認と明日のタスクをさらっと記載するために手帳を開くとか、何かタイミングを決めるだけでも自然と習慣化できていきます。

     

    1週間くらいは我慢しながら繰り返していくと、いつの間には「そのタイミングで手帳を開かないと気持ち悪い」といった感覚になってきます。

     

    こうなればこっちのもので、毎日の入浴や歯磨きのように「なくてはならない習慣」へと進化していきます。

     

     

    ちょっと話は逸れてしまいましたが、自己管理は今の状態が最高!と満足してしまわずに、より良く工夫するという視点を持つと、これからの人生が少なからずプラスになるでしょう。

     

     

     

    終わりに

     

     

    自己管理って一言で言うと、自分はちゃんと管理できている!と思っている人が多いのが現実です。

     

    もちろん、自分のことは自分が一番わかっているとみなさん思っていますから、その自分自身が管理できていないと言われることは心外かもしれません。

     

    しかし、自己管理ってものすごく難しいことなんです。

     

    そして、難しいけれど実践すればするほど良いことがたくさん訪れます。

     

    だからこそ、研鑽を忘れずに、どんどん良い習慣を取り入れていきたいと思いますよね。

     

    仕事をしていれば部下や後輩ができていき、自己管理だけではなく部下や後輩を管理していく力が必要になります。

    マネジメント能力と言われている管理能力のことですね。

     

    プライベートでも同じで、家族ができれば配偶者や子供たちを、導いてあげる意味での管理が必要になります。

    家計の管理ももちろん、日頃のちょっとした出費を管理したり、家族で楽しむ予定を管理したり、将来設計を管理したりすることも必要になります。

     

    このような他人を管理するような管理能力は、自己管理ができてこその能力。

     

    そもそも一番理解しているはずの自分すら管理できない人が、他人や組織を管理することは不可能だからです。

     

     

    ・・・少し大げさな話になっちゃいましたが、自己管理は侮れないなーと思いながらパソコンに向かい合った記事になりました。

     

     

     

     

     

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました