どうも、てかてんです。
今回は、ブロガーのカズさんが書かれていた記事を見て、
「これは自分なりに考えたこととか、自分のエピソードを交えて記事にしたい」
と思いましたので、ブログ記事からインスピレーションを受けた記事を書きます。
テーマは、「相手のせいではなく、自分のせいだと考えると物事はうまくいく!」です。
その記事がこちら。
カズさんが描かれている「相手を否定する前に自分を否定せよ」では、言い合いなんかになった時、その原因は全て相手にあるなんてことはないと定義した上で、
全部相手のせいだと思うことでイライラが増大し、冷静な判断が下せなくなると書かれています。
もしかしたら、自分が悪い可能性もあるのに、それを棚に上げて全て相手のせいにしていては、物事がうまくいくはずがありませんよね。
これは書きたい!と思ったので、てかてんが体験したエピソードやてかてんの考えを述べながら、「相手のせいではなく、自分のせいだと考えると物事はうまくいく!」をまとめていきたいと思います。
今回のトピックはこちら!
相手のせいにばかりしていると、自分の悪いところがわからなくなる
何かトラブルになった時とか、他人と言い争いになった時、
ついつい相手のせいにしてしまう時ってありませんか?
自分に少し非があるとわかっていても、それを認めることができず、相手の悪いところばかりを考えてしまうこともあります。
また、自分が悪いって気がつかずに、何もかも相手のせいだと思っちゃうこともありますね。
冷静さを欠いてしまうと、ついつい相手のせいにして押し切ってしまうことがありますが、これは危険な行為です。
そう、
「相手のせいばかりにしていると、自分の悪いところがわからなくなる」
という現象が起こるのです。
相手のせいばかりにしていると、どんどん相手が悪いと思ってしまいます。
そして、自分の悪いところがさらにわからなくなって、本気で相手が悪いと思っちゃうんです。
もしも、少しでも自分の悪いところがあったとしたら・・・
相手のせいばかりで怒鳴ってしまったり、イライラして周囲に嫌な思いをさせてしまったら・・・
後で冷静になった時に、とんでもない後悔をする羽目になります。
怒ることで自分は悪くないと勘違いしてしまう
人間は、怒ることで冷静さをなくし、自分は悪くないと勘違いしてしまうんです。
カズさんの言葉をお借りすると、
怒り出すと自分の悪かったことなんてどっかに行ってしまいます。
そしてすべて相手が悪いかのように批判を始める。後になって冷静に考えると、『自分も〇〇な部分もあったけどさー』なんて言うこともありますよね?
それこそ、無駄な怒りなのです。冷静さをなくした象徴なのだと思います。
と、こんな感じです。
文字どおり、自分の悪かったところがどっかいっちゃって、冷静さをすっ飛ばして全てが相手のせいになってしまう。
カズさんが言っているように、「無駄な怒り」と言わざるをえませんね。
「自分のせいだと考える」3つのケーススタディで考えてみましょう
全てが相手のせいではなく、もしかしたら自分のせいかも?と一度冷静に考えることで、この「無駄な怒り」を鎮めることができます。
そして、「無駄な怒り」を鎮めることで、そこから派生する無駄な争いをストップし、より生産的な話し合いや対策に持ち込むことが大切です。
ということで、
てかてんがこれまでに経験した「3つの場面」をお話ししながら、「自分のせいだ」と考えるケーススタディをやってみましょう。
どれも実際に経験したことですし、振り返ってみると大切な体験だったなーと思ったので、読者の皆様にも一度考えていただきたいなーと思います。
ケーススタディ① 覚えの悪い後輩を教育している場合
覚えの悪い後輩がいて、それを自分が教育しています。
その後輩には、仕事の進め方や技術の教育を日々行っていますが、なかなかうまく成長してくれません。
「この資料、データはすべて揃えてあるから、上司に報告できるようにまとめてみて」
と指示を出し、1週間が経過。
2〜3日で仕上がる資料ですが、新人ということもあり1週間を与えました。
しかし、提出された資料は未完成で、上司に見せられるレベルではありません。
こんな場合、どう考えますか?
これは、実際にあった話なのですが、当時のてかてんは後輩に「適切な指示」ができていませんでした。
資料をまとめてみて!と指示したものの、
「いつまでに、どんな資料を」という指示は出せておりません。
さらに、進捗を確認してあげることもしておらず、上司に見せられるレベルがどんなものかも指導しておりませんでした。
つまり、仕事を丸投げして、思った結果になっていなかっただけ、なのです。
このように、自分のせいだと考えると、次にどういう指導や指示をしていけばいいのか明確になってきます。
これが、
「なんで出来上がってないの?1週間もあげたのに。クオリティも全然じゃないか」
と、すべて後輩のせいにしてしまうと、反発し合うことになってしまいます。
ケーススタディ② 上司の意見がコロコロ変わって困った時
上司がA案で行こう!と言っていたので、A案を資料にまとめてデータを揃えたりしていました。
そして、ある程度まとまったので報告しに行くと、
「いや、やっぱりB案の方がいいと思うんだよね」
と言われてしまいました。
とりあえず急ぎでB案の資料をまとめて報告に行くと、
「あれ?B案の方がいいかも?とは言ったけど、A案じゃなかったの?」
とのこと。
上司の意見がコロコロ変わり、その度に仕事で振り回されてうんざり。
こんな場合、どう考えますか?
このケースも実際に体験したものです。
もともと頭の回転が早い上司で、いろいろな場合を想定して考える人なのですが、アイディアを思いついたらすぐに部下に話をするタイプなんです。
ですから、A案で行こう!とは言いつつも、他の案についてもいろいろと考えを巡らせていたようです。
ここでてかてんがやるべきだった行動は、資料を完成させる前に上司のところへ何度かヒアリングへ行くこと。
考えが進む中で、コミュニケーションを繰り返しとっていれば、この事態は避けることができたんです。
また、A案で行こう!となった時、
「B案やC案はどうお考えですか?」
と上司の考えをその時点で聞いておき、
「本当にA案で資料作成を進めても問題ありませんか?」
と念を押して尋ねておくこともできたのです。
このように、自分の行動を思い返し、それを自分にも非があったなと冷静に考えることで、資料の作り直しに対してもイライラすることはなくなるし、今後この上司と仕事をする上での「対策」も明確になりました。
ケーススタディ③ 言った、言ってないの言い合いになった時
ある検討会議でのこと。
「この部品の幅は10㎜から12㎜に仕様変更しよう」
という話になり、いろいろと意見は出たのですが12㎜で進行することになりました。
そして、それに伴って変更になる部分なども後日検討し、新たな設計を持って検討会議を再度開くことに。
すると、
「あの時、11㎜で話がまとまったんじゃなかった?」
と言われました。
確実に12㎜で話がまとまったはずで、メモもきちんと取っていたのですが、結局上司の一言で設計が覆されることとなったのです。
この場合、どう考えますか?
こういう会議での一幕って、結構ありませんか?
「言ったとか言ってないとかの争い」ってとってもつまらないですし、お互いが自分を正しいと思っているので意見が食い違って争いになる。
会議で話した内容は、すぐに議事録として書類にして、関係者全員に展開しておくことが大切だなと感じた体験でした。
話し合いが終わってすぐに書類を回しておけば、あの時「言ったか言ってないか」は資料に残るので言い逃れできません。
もしも、上司は11㎜の認識で会議を終えていたのなら、その議事録に目を通した時に「11㎜じゃなかったっけ?」とすぐに疑問を持てるはず。
そういった根回しをせず、設計を進めてやり直しになったのは、自分にも大きな非があるんですね。
この体験も、今後のてかてんの仕事の進め方を変えてくれました。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
自責と他責という言葉がありますが、この記事はその実例も含めたまとめです。
相手のせいにするのは簡単ですが、それは考えることから逃げていて、良好な関係を築く手段では決してありません。
大人の対応をとって、ビジネスを円滑にまわしていくのなら、自責で物事を捉えることが重要なのです。
普段はついつい忘れてしまいがちですが、カズさんの記事を読んで思わず書きたくなり、一気にまとめ上げました。
うん、自分の中では納得です(笑)
本日も、てかてんの書斎にお越しいただき、ありがとうございました!
コメント
てかてんさん
言及ありがとうございます!
ケーススタディの書き方がいいですね!
すごくわかりやすくて素晴らしいと思いました。
特に後輩に対してはあるあるですよね?
自分のレベルで話をしてしまい、指示が伝わっていないことがあります。
これは自分の指示の出し方にも問題があるんですよね。
改めて見直してみたいと思います。
カズさん
カズさんの記事を読んで、
そういえば自分もこんな経験めっちゃあるなー
と思ったので、引用させてもらいました!
ケーススタディで例題をうまくまとめられると、わかりやすいかなーと思いまして^_^
あるあるですねー。
相手の目線に立って、物事を考えられるようにならないといけないのかもしれません。