古い本でも価値がある!必ずしも新刊を読まなければならない訳ではない

 

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あなたは本を買うなら、新刊だけを買う派でしょうか、それとも古本も買う派でしょうか?

単純に、本は新品を買いたいという人もいるでしょうし、たくさん本を読むから古本でも買わないとお金が持たないという意見もありますよね。

 

私は、お気に入りの本や発売したばかりの本は新品で購入し、あとはできるだけブックオフAmazonなどで安く購入するようにしています。

 

本の買い方、読書のやり方などは、人それぞれですから、どれが良いとか正しいとかありません。

しかし、ビジネス本を読んでいると、「古本は価値がない」とか「古本は読む時間もお金ももったいない」という記載をしていることがあります。

 

古い情報は、目まぐるしく進化していく現代では、すでに使えない情報になっている。

・・・ 本当にそうでしょうか?

 

古本は購入するお金すら勿体ない。

・・・ これも本当に正しいのでしょうか?

 

古本でも喜んで読み、古本であったからこそ学べた!と感じた経験もあるてかてんが、「古本でも価値がある!必ずしも新刊を読まなければならない訳ではない」というテーマで、ちょっと思うところをまとめていきます。

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 


  • 今も昔も変わらない、優れたノウハウや情報は必ずある

  • 古本だからこそ学べることもある
  • 古本と新刊をうまく使い分けて読んでいこう!
  • 終わりに
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    今も昔も変わらない、優れたノウハウや情報は必ずある

     

    読書に限らず、学びであればどんなことでも共通して言えることがあります。

    それは、「今も昔も変わらない、優れたノウハウや情報は必ずある」ということです。

     

    例えば、やるべきことはすぐにやりなさい。先送りにしてはいけません。という言葉。

    これは、今だけでなく、昔から非常に大切にされてきた心構えです。

    そしてこれから先もきっと変わることはありません。

     

    あくまで当たり前過ぎる一例ですが、古い本に書かれていることの中でも、大半は今も大切なノウハウであるということです。

     

    言い換えれば、昔の本に書いていて、今の本にも書いていることならば、それは真理だと捉えることができるのです。

    これだけでも、古本を読む利点はあります。

     

     ITに関する情報などは、ものすごいスピードで進化していますので、過去のものよりも最新の情報に触れる必要がありますね。

    情報の種類によっては新刊を優先すべきで、それ以外については古い本にも十分な価値があります。

     

    むしろ、古い本にしか書かれていないノウハウもあるくらいなので、大量に売られている内容の薄い新刊よりは価値があると言えます。

     

    古本と新刊をうまく読み分けて、必要な情報を手に入れる力が必要なのです。

     

     

     

    古本だからこそ学べることもある

     

     

    前述しましたが、古本だからこそ学べることってあるんです。

     

    ニーチェの言葉とか、ドラッカーのマネジメントなんかが今流行っているのもその一例です。

     

    有名な作家でなくても、ニーチェドラッカーのように大切な教えを書いていることは少なくないし、何より有名でなくても自分には響く言葉はあります。

     

    今よりもITや様々な技術が発展する前、言い換えると今より不便だった時代から使われているツールもあります。

    手帳やノート術なんかは、スマートフォンを始めとする電子機器が流行る前から様々な使われ方をしてきているので、古本から学ぶことはたくさんあります。

     

    何より、読書家を悩ませるコストで見ても、古本は1円とか100円とかで手に入るため、ちょっとチャレンジ気味の本も購入できるところが魅力。

    安く買ったので、精読せずにさらっと読んで1つや2つ学ぶのもおもしろいです。

     

    本をたくさん読みたければ、1冊にかける時間を短くしたいところなので、古本をたくさん多読するのも良いですね。

    コストと時間に優しい読書ができます。

     

     

     

     

    古本と新刊をうまく使い分けて読んでいこう!

     

     

    こうしてまとめてきましたが、やはり古本には古本の良さがあり、新刊には新刊の良さがあります。

     

    コストや時間の面で見ても、良し悪しがありそうですね。

     

    極論を言えば、気になった本・読みたい本であれば古本でも新刊でもなんでも読んで良いということです。

    古本だから情報がちょっと古いかも・・・とか、新刊は高いから読みたいけどどうしよう・・・とか悩んでしまいますが、直感で「読みたい!」と思ったものはその時が読み時です。

     

    本とは不思議なもので、読みたいと思って買ったのに、少しほったらかしていると読む気がなくなってしまったりします。

    買った時はとんでもなく読みたかったのに。

     

    皆さんも経験がありませんか?

     

    だから、ご自身が読みたい本を、古本と新刊をうまく組み合わせながら読んでいけば良いと思います。

     

    私も、新刊で新しい本をたくさん読みたい!と思っていますが、どうしても読む数が増えてくると全てが新刊だと抵抗があります。

    もっとお金があれば良いのですが(笑)

     

    ある程度は新刊を購入していますが、習慣的にブックオフなどの古本屋に通って、ちょっとでも気になる本があれば買ってストックしています。

    小説は、コレクター感覚で綺麗にとっておきたいお気に入りの小説でなければ、基本的には古本屋で探して購入します。

     

    すぐに読みたいものや、古本屋で見つからなかったものは、探し回る時間も惜しいのでAmazonで購入している時もありますね。

     

    古本の特徴や新刊の特徴をうまく理解して、自由に組み合わせて読んでみてください。

     

     

    終わりに

     

    本を読む人には、それぞれの読み方や本に対する価値観があります。

     

    全て新品の本が良い人、中古でもいいから本をたくさん読みたい人、同じ本を何度も読み直す人、一度しか同じ本を読まない人、読んだ本を売ってしまう人、読んだ本を本棚に残しておく人、そもそも本は買わずに図書館で借りてくる人・・・

     

    いろいろな人がいるからこそ、読書はこうでなければならないというスタイルはありません。

     

    でもこれって、すごく面白いなーと思います。

     

    同じような価値観の人と対話するのも面白いですが、違った価値観を受け入れて、自分の読書観に刺激を与えるのも素晴らしいです。

     

    今回の記事は、そんな価値観の一部に触れたものですが、これはあくまで私の意見ですから、一つの価値観の形だと思ってお読みいただければと思います。

     

     

    本日も、てかてんの書斎にお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

     

     

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