お金持ちの習慣を真似て豊かになろう「ファーストクラスに乗る人のお金」

 

ファーストクラスに乗る人のお金―自分の器が大きくなる61の方法

 

「ファーストクラスに乗る人のお金」

 

中谷 彰宏 著

 

ファーストクラスに乗るような一流の人は、どんなことを考えているのか。

中谷彰宏さんの書く「ファーストクラスシリーズ」は、そんなノウハウがライトに書かれている読みやすいビジネス本です。

 

今回書評するのは、ファーストクラスに乗る人達が考えているお金のことについて。

お金って誰にとっても必要なものだし、その考え方は人それぞれ。

学ぶことはたくさんあると思います。

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 


  • どんな仕事も選ばず即座にこなす

  • どんなものでも授業料になる。経験することの大切さ
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  • 勉強するからお金持ちになれる!
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  • 終わりに
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    どんな仕事も選ばず即座にこなす

     

     

    仕事ができる人は、どんな仕事でも選ばず即座に片付けてしまいます。

    その結果、仕事を片付けるスピードが上がり、手が開くとまた新しい仕事をする。

    このサイクルで、周囲の人とどんどん差がついていくのです。

    単純に、仕事の難易度が高いだけでなく、処理スピードも全く違うということですね。

     

    これから伸びる人のところには、儲からない仕事が山のように来ます。儲からない仕事を一生懸命やる人がファーストクラスです。

     

    「ファーストクラスに乗る人のお金」より引用しています。

     

     この引用でいう儲かる仕事とは、難易度が高く重要な仕事。

    儲からない仕事とは、難易度が低く、雑用レベルのものまで含まれます。

     

    儲からない仕事だからやらない、と仕事を選んでいては学びもなく、信頼も失われます。

    小さな仕事、儲からない仕事だからこそ学べることもたくさんありますから、それを蔑ろにしてはいけません。

     

    また、嫌ごとを言わずに儲からない仕事でもこなしてくれる人を、周囲の人は頼りにしてくれます。

    仕事は、究極を言えば信頼あってこそのもの。

     

    どんな仕事をも大切にすれば、また別の仕事に繋がる信頼を勝ち取ることができるのです。

     

     

     

    どんなものでも授業料になる。経験することの大切さ

     

    勉強のために払うものだけが授業料ではないのです。たとえば、面白いボールペンを見つけて、それを買うのも授業料です。海外で買ったお土産がハズレだったとしても、これも授業料です。

     

    「ファーストクラスに乗る人のお金」より引用しています。

     

     

    まさに、引用の通りだと思います。
    授業料というと、塾や習い事、セミナーや通信教育などのことをイメージします。
    でも、レジャーで遊んだ経験や、旅行にいった体験なども全て授業料。
    人生経験という、とても大切なことを学んだ授業料になるのです。

    突き詰めて行くと、どんなことにお金を使っても、考え方次第では授業料と捉えられます。
    要は、何かにお金を払ったあと、そのとき考えたこととか体験したことを自分の学びと捉えられるかどうかです。

    買い物で損をしたとしても、それが今後の買い物に活かせる経験にできれば授業料です。
    買い物で損をして、次の買い物でも同じような失敗をしたとすれば、何も学べてないということ。

    日々のどんな経験も、自分を成長させることに繋がっているので、無駄なことは何一つない!と考えて生活することが重要です。

     

     

     

    勉強するからお金持ちになれる!

     

    お金持ちになりたければ、とにかく勉強をするしかありません。
    何も知らないのに、勝手にお金持ちになれる!なんて美味しい話はありません。

    お金の稼ぎ方にもあらゆる手段があります。
    それらを勉強して、自分の知恵にしなければ、お金を稼ぐことはできないのです。

    さらに、お金の使い方、守り方、増やし方など、勉強することはいくらでもあります。

     

    お金持ちになれない人は、「お金がないから勉強できない」→「勉強できないから、ますますお金持ちになれない」という負のスパイラルに入っています。

     

    「ファーストクラスに乗る人のお金」より引用しています。

     

     

    お金があれば勉強できるのでしょうか?
    今お金持ちになれている人は、お金がない時から勉強しています。

    お金が貯まったら勉強しよう!と思っているのなら、きっとお金が貯まっても勉強しないはずです。
    勉強には多少のお金が必要ですが、お金がない時から勉強するためのお金を少し用意して勉強すべきです。

    現状に満足できないから不満が溜まるのであって、そのまま勉強もせずに過ごしていては、年はとっても能力や知識は現状維持です。
    むしろ記憶力は退化していきますから、勉強し始めるなら若い頃が良い。
    今この瞬間が、一番若い瞬間ですから、勉強を始めるなら今なのです。 

     

    まず、「勉強しよう」という意思を持つことです。「お金」と「時間」は貴重な資源です。それをできるだけ勉強にまわします。

     

    「ファーストクラスに乗る人のお金」より引用しています。

     

     

    勉強しようという意思があるなら、今すぐ始めましょう。
    もしも、勉強する意思がないのなら、なぜ勉強する必要があるのかを考えること。

    何かの能力を身に付けたい。
    お金がほしい。
    何か夢を叶えたい。

    そんな自分に必要なものがあるなら、それは勉強を始めるチャンスなのです。

     

     

    終わりに

     

     お金持ちの習慣って、読んでいておもしろいものがたくさんありました。

    まあこれは自分もやっているな!と思えるものから、そんな風に考えてるんだ!と驚くものまで様々です。

     

    読者の方にとって、おもしろい!これはやってみたい!と思えるものが一つでもあれば、それをやってみてほしいと思います。

     

    あくまで、すべてを真似るというよりは、考え方を自分の価値観に取り入れる感覚で良いと思います。

    こんな考え方もあるんだなー!と思えたら、それで十分すぎるくらいです。

     

    長い人生です。自分の考えだけに固執せず、いろいろなさ考え方や価値観を取り入れて、素敵な人生にしていきたいものです。

     

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