書評を書くと、本の内容をより深く学ぶことができる
冒頭でも書いたのですが、書評を書くと「本の内容をより深く学ぶこと」ができます。
本というのは、読めば読むほど違った見え方がするものです。
特に1回目ではよくわからなかったところが、2回目では理解できることがあったり、1回目にわかったところが2回目ではより腹に落ちて納得できるっていうこともあったりします。
書評を書くとなると、一度読んだだけではうまく語ることができませんから、自分が気になるところを読み直したり、全体をさらっと読み返したりする必要があります。
気になることがかいてあったページをドッグイヤー(ページの角を折る)しておいたり、付箋を貼ったりしておくと、読み返しもよりやりやすくなるので工夫するのも良いでしょう。
つまり、2回読んだり大事なところを読み返したりする中で、そのまま引用することもあれば、自分で読んで感じたことや考えたことをまとめることもあります。
そうした過程で、本の内容をより深く学び、知恵にしていくことができるんですね。
結果として、書評を書くという行為が、その本についてより学ぶことにつながっていくのです。
書評を書くと、その本に関心がある人と情報を共有出来る
書評を書いて、読んだ本の内容をより深く学ぶだけでも十分すぎるのですが、やっぱりせっかく自分の思いを詰め込んで書評を書いたのですから誰かに読んでもらいたいですよね。
ということで、書評は自分の中で留めておかず、SNSやブログなどでシェアすると面白いです。
インターネット上で本のタイトルを打ち込んで検索すると、たくさんの書評記事を書いたブログが見つかるはずです。
たくさんの人が、自分の書いた書評をインターネット上にシェアしているんですね。
書評をSNSやブログでシェアすると、自分の書いた文章を他人に読んでもらえる。
それだけでも、書評を書くモチベーションにつながります。
また、コメントがもらえたり、ツイッターでリツイートなどしてもらえると、ものすごくやる気につながるんです。
自分の書いた文章が認めてもらえたような感覚ですね。
書評をインターネット上でシェアするというのも、いろいろな利点があって素晴らしいです。
さらにもうひとつ。
自分が書いた書評を誰かが読んでくれて、その書評がきっかけで本を購入して読んでみた!というパターンもかなり沢山あるようです。
つまり、書評を参考にして本を買うきっかけになったということです。
自分が書いた書評に心惹かれて、実際の本を読んで楽しんでもらえた。
これって、自分がいいな!って思った本を他人に伝えて、そこから読書の輪が広がったような感覚です。
書評をインターネット上に公開して、自分の好きな本がより世の中に広まっていく一躍を担えると考えると、書き方も少し工夫していけそうな気がします。
終わりに
改めて、書評について考えてみたわけですが、やっぱり書評って素晴らしいですねー。
てかてんが書いている書評も、どこかの読者のためになるような書評になっていればいいなと願うばかりです。
本文では書いていませんが、書評を書くと「文章を書く」という能力が身につきます。
文字を書くのですから当然といえば当然ですよね。
しかし、この当たり前が本当に大切だと思っています。
人間、生きていれば「文字を書く、文字を読む」ということからは避けて通れませんし、「文字を書く力と文字を読む力」に長けていれば、それだけ仕事などで活躍するチャンスが手に入ります。
最も身近で、当たり前の力ですが、文字の読み書きは生きている限りずっと磨き続けたい能力だと思います。
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