どんな境遇の人でも、どんな仕事をしている人でも、皆さん忙しいと感じて過ごしています。
あの人より忙しいとか、若い頃より忙しくなったとか、色々なことを考えるものですが、誰しも常に忙しいのです。
これは日本人特有なのかもしれませんが、日本人は働き者で忙しい人種なのかもしれませんね。
こうした常に忙しい人生ですから、そのうち時間ができたらとか、暇になったらというのは逃げ道にしかなりません。
そこで、どんなに忙しくても何かを継続するために、何を意識したら良いのかを考えていきたいと思います。
■ 忙しいときにこそ、行動する時間を作る
忙しい日々が続くと、忙しくなかったときにやればいいやと思ってしまいます。
しかし、実際に忙しくなかったときには、ゆっくりしてしまったり、昼寝してしまったり、飲み会に行ってしまったりと、他のことに時間を使ってしまうものです。
自分の時間の使い方を振り返ってみると、かなり多くの人に当てはまっていると思います。
ですから、忙しくないときにやろう!ではなく、忙しくても毎日少しずつでもやっていこう!という考え方でなければ、最終的に何もできないままになってしまうということですね。
当たり前のように話してはいますが、なかなかうまくいかないのが難点です。
では、まずはどのようにして忙しくても毎日必ず少しはやる!ということを実行していけばいいのかを考えてみます。
多くの人が、一日のうちに自由に使える時間は以下に当てはまるでしょう。
・ 朝家を出るまでの時間
・ 休憩時間、お昼休み
・ 仕事や学校を終えて、家に戻ってから寝るまでの時間
大きく分けると、上記の3つの時間が「自由に使える時間」です。
もちろん、この自由に使える時間の中にも、家事をやる時間や家族と触れ合う時間、準備や片付けをする時間、食事に行く時間や飲み会に行く時間なども含まれますから、それらを除いて余った時間が自由に使える時間ということになります。
考えてみると、本当にわずかな時間なのですが、こうしたわずかな時間を積み重ねていくことで多くの時間を確保することが可能になります。
何か資格試験の勉強をしているというパターンで考えてみましょう。
時間の使い方としては、わずかな時間で勉強できるアイテムとして「資格試験対策アプリ」や「コンパクトな一問一答問題集」などを常備しておき、スキマ時間を有効活用します。休憩時間やお昼休みのようなわずかな時間ではこれらのアイテムを活用して勉強します。
夜寝る前などの時間も、手軽に勉強モードに切り替えることができる「資格試験対策アプリ」を活用すると効果的だと言えます。
とりあえず、いつでも手軽にスタートできる勉強道具を用意して、前述した時間をうまく活用することが必要になります。
■ どんなに忙しくても、必ず少しは行動する
このように、自由に使える時間は限られており、まとまって自由に使える休日なんかはゆっくりしたり遊びに行ったりして他の時間に使ってしまいます。
だからこそ、スキマ時間をみつけたら素早く行動に移すことが大切です。
そこでも大切なことが、すぐに行動に移せる仕組みを作ることと、少しでもいいからやるということです。
すぐに行動に移せる仕組みとは、前述した「資格試験対策アプリ」やハンディサイズの「一問一答問題集」のようなもので、やり始める際のハードルが低いものが理想的です。
勉強するに当たって、勉強道具を用意したり、机を片付けて部屋を移動したり、様々なハードルがあると始めることさえできずに終わってしまいます。
以下の記事にもまとめていますが、人間は行動を初めてしまえばどんどん行動してしまう「作業興奮」という作用が働きますので、とりあえず初めてしまえばOKです。
結局5分しか行動しなかったとしても、5分を12回すれば1時間ですから、積み重ねはバカにできません。
慣れてくるともっとうまく時間は使えるようになりますから、ここでも積み重ねの重要性が見えてきます。
◾︎ 終わりに
時間というのは、誰にも平等に与えられているとはいいますが、使い方次第で大きく変わってきます。
人生の早い段階で時間のうまい使い方を身につければ、一生かけて積み重ねるととんでもないことになります。
小さな積み重ねは、本当に大きな結果に繋がるのです。
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